子どものインターネット被害防止へ!宮城県警察とNTTドコモ東北支社が連携覚書に調印し、「みやぎポリス・ドコモネット教室」を開催【レポート】



宮城県警察・NTTドコモが子どものネット被害防止へタッグを組む!

NTTドコモ東北支社は2月13日、宮城県警察と合同で行うインターネット・スマートフォン利用教室「みやぎポリス・ドコモネット教室」連携覚書に調印し、同日宮城教育大学附属中学校にて「第1回みやぎポリス・ドコモネット教室」が開催されました。

NTTドコモは2004年よりスマートフォンや携帯電話の利用に関連した危険やトラブルを未然に防ぐために対応方法を啓発する「スマホ・ケータイ安全教室」を全国各地で実施しています。東北支社が宮城県内で行った回数は2016年度は175回、2017年度(4〜12月まで)は168回と、実に2日に1回ペース(実際は夏休み・冬休み期間は行えないので、それ以上のペース)で頻繁に開催しており、スマートフォンやインターネット利用方法の啓発に努めています。

今回、宮城県警察と合同でスマートフォン・インターネットの利用についての講座を開くことにより、双方の専門性を生かし、より効果的な啓発を目指すとのことです。

調印式の模様と、実際に行われた「みやぎポリス・ドコモネット教室」の様子を紹介します。


握手を交わすNTTドコモ東北支社企画総務部長安部成司氏(左)と宮城県警察本部生活安全部長佐藤宏樹氏(右)

2月13日13:00より行われた連携覚書調印式の席上、NTTドコモ東北支社企画総務部長の安部成司氏は「携帯電話は便利な半面、ネット犯罪など陰の面もありますので、安全な利用方法をご理解いただくための啓発活動を行っています。警察の方々の専門性を生かし、犯罪事例を紹介することでより理解してもらえるのではないかと思います」と語り、宮城県警察本部生活安全部長佐藤宏樹氏は「少年を取り巻く情勢としましては、スマートフォンの利便性が高まる反面、トラブルに巻き込まれるケースもございます。今回警察とドコモが合同でインターネット安全教室を実施することにより、効果的な試みができます」と互いの専門性を生かして、インターネット安全教室をより良いものにしていきたいという意思が見えました。


NTTドコモによるスマホ・ケータイ安全教室



NTTドコモ東北支社インストラクター永澤亜希子氏

覚書調印後、14:05からは「第1回みやぎポリス・ドコモネット教室」が宮城教育大学附属中学校1〜2年生約350名対象に開催されました。

前半はNTTドコモ東北支社のインストラクター永澤亜希子氏によるスマホ・ケータイ安全教室が行われました。


何気なくSNSにアップした写真に個人情報が…



ネット炎上をテーマにした再現ドラマ



グループLINEでの言葉の行き違いからいじめが始まる再現ドラマ

ドコモからはネットで何気なくアップした写真や動画から、個人情報が流出するリスクが紹介されました。また、悪ふざけの写真・動画の炎上で個人が特定され、損害賠償まで請求されるケースや、「いいよ」というグループLINEでの発言から行き違いが生じ、いじめに発展し、被害者側が警察に被害届を出すケースが再現ドラマで紹介されました。かなり生々しい再現ドラマで、子ども達にしっかり考えてもらう作りになっていました。


誤解を生じない表現を心掛けることが大切



誹謗中傷はエスカレートすれば犯罪に

文字だけのコミュニケーションの怖さを伝え、丁寧に気持ちを伝えることと、直に相手が見えないからこそ誹謗中傷をしてはいけないことを呼びかけていました。


ドコモに続き警察によるインターネット安全教室



仙台北警察署少年警察補導員長谷川陽子氏



県内でも増えている児童ポルノ被害を紹介



キーワードで正しいネット利用方法を啓発

NTTドコモに続いて、仙台北警察署少年警察補導員の長谷川陽子氏による「インターネット安全教室」が行われました。こちらでは最近県内でも事例が増えているという児童ポルノ被害について、具体的な被害の実態が語られました。ネット上で知り合った見知らぬ人や、もしくは恋人に自身の裸の写真を送ってしまい、それがネット上に流出するケースが紹介されました。こうしたことも具体的な事例を中学生相手にもしっかり説明し、注意喚起しなければならない時代ということなのでしょう。


生徒会長が講師の2人にお礼

教室が終わって、男子生徒の一人は「ネット上だと一言だけでは気持ちが伝わらないということは、あまり意識していませんでした。写真を撮る時も個人情報に注意を払うことが必要だと思いました。今回学んだことを生かしてトラブルを未然に防ぎたいと思います」、女子生徒からは「LINEのグループトークは実際に参加したこともあるので、気持ちが伝わったかどうかを確認することが大事だと思いました。写真を送るときも細かいところを意識することが大事だと思いました。ネットの危険性や自分をどう守るかというところを意識したいと思います」とインターネットの怖さの部分を知り、自分を守る方法を実践していきたいという感想が聞かれました。

携帯電話事業者と、実際に犯罪を取り締まる警察が協力し合って、インターネットの利用方法についての啓発を行うのは非常に意義がある活動です。これから何度か行う中で、やり方も改善していきたいとのことで、より良い啓発活動になることを期待します。



記事執筆:小林健志(こば)


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・宮城県警察と合同で「みやぎポリス・ドコモネット教室」を開始 -児童・生徒がインターネットを介したトラブルに巻き込まれないために- - NTTドコモ
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