格安ながら5インチの手軽なサイズ感のメタルボディーデザイン!ダブルレンズカメラ搭載などのお買い得感満載のauスマホ「HUAWEI nova 2」を写真と動画で紹介【レポート】



au向けダブルレンズカメラ搭載スマホ「HUAWEI nova 2」を写真と動画でチェック!

既報通り、KDDIおよび沖縄セルラー電話がau向け「2018年春モデル」を発表し、約5.0インチのフルHD(1080×1920ドット)液晶を搭載したAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)採用のスマートフォン(スマホ)「HUAWEI nova 2(型番:HWV31)」(Huawei Technologies製)を2018年1月26日(金)に発売すると発表した。

auショップなどのau携帯電話取扱店や公式Webストア「au Online Shop」にて事前予約受付を実施しており、すでに紹介しているように価格は32,400円(分割1,350円/月×24回)の実質16,200円(分割675円/月×24回)から。また他社から乗り換え(MNP)の場合には「Android MNPau購入サポート」によって長期利用を条件に一括16,200円(分割1,350円/月×24回)で販売される。

またHUAWEI nova 2はauの他にも格安SIMの「UQ mobile」も1月26日に発売すると発表しており、今年はファーウェイがSIMフリー市場だけではなく大手携帯電話会社などのキャリア向け製品としても知名度を上げる1年になりそうだ。

一方でキャリア向け製品ではハイエンドモデルを手厚いサポートや割引付きの分割で購入したいという需要もあるかと思われるが、ファーウェイとしてもSIMフリー市場で戦う魅力的なプレイヤーが必要ということもあり、その辺りのメーカーとしての切り分けは難しそうだ。

今回はそんな分岐点ともなりそうなau向け高コストパフォーマンススマホのHUAWEI nova 2について、発表会のタッチ&トライコーナーで全色が揃った状態で展示されていたので、写真と動画で紹介していこうと思う。



au向けHUAWEI nova 2の本体カラーは3色で、左から「グラファイトブラック」および「ローズゴールド」、「オーロラブルー」だ。またUQ mobile向けはこのうちのグラファイトブラックとオーロラブルーは同じで、ローズゴールドの代わりに「プレステージゴールド」が用意されている。

画面は約5.0インチでちょうど良いサイズ感で、約3万円ながらフルHD(1080×1920ドット)液晶ディスプレイを搭載する。またディスプレイの周りの縁(ベゼル)はグラファイトブラックとオーロラブルーではブラックだが、ローズゴールドではホワイトとなっている。


また前面のディスプレイの上にはSNS愛用者や女性をターゲットとした約2000万画素フロントカメラが搭載され、美肌効果などの「ビューティーモド」を搭載する。


ディスプレイの下には「HUAWEI」の文字が記載され、ディスプレイはラウンドしたガラス面に覆われるなど、雰囲気はフラッグシップスマホ「HUAWEI P10」のような作りの良さがある。


おサイフケータイ(FeliCa)や防水・防塵、ワンセグなどの日本仕様には対応はないが、セキュリティー用として背面に指紋認証センサーを搭載する。センサーに触れるだけでロックが解除されホーム画面が表示される仕組みだ。

背面はサンドブラスト加工されており、手触りが良いメタル製で、いわゆる「格安スマホ」でもこの仕上げができるのは数を出荷するグローバル端末ならではと言ったところだ。また樹脂製のアンテナのラインはHUAWEI P10シリーズなどと共通のデザインとなる。

その他では指紋センサーの下には「au」ロゴがあるが、UQ mobile版ではキャリアロゴはないようだ。背面下部にも「HUAWEI」ロゴが配置されているものの、HUAWEI P10シリーズのようなファーウェイのロゴマークの記載はない。


一方、注目の背面のダブルレンズカメラは約1200万画素と約800万画素の2つのセンサーを採用する。この2つのカメラで深度を測り、被写体のピント位置を変更できる「ワイドアパーチャ」機能を搭載する。

なお、ワイドアパーチャ機能は独立した機能ではなく「ポートレート」モードに統合され、美肌とぼかしの2つの項目で設定するように変更されている。


さらに「プロ写真」モードでは、RAWデータの記録ができるほか、ファーウェイ製品ではお馴染みの製品名のウォーターマークも設定可能だ。


右側面に(写真=上)には、電源キーと音量上下キーがある。グラファイトブラックは側面が光沢仕上げとなっている。左側面(写真=下)にはnanoSIMカード、microSDXCカードスロット(最大128GBまで)がある。


上面(写真=上)にはサブマイク、下面(写真=下)には3.5mmイヤホンマイク端子、通話用マイク、USB Type-C端子、スピーカーがある。

その他の仕様ではチップセット(SoC)「Kirin 659」(2.36GHz×4コア+1.7GHz×4コア)および4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、2950mAhバッテリー、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、位置情報取得(GPS)など。

OSは発売時にはAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)を搭載するが、発売後に最新のAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)へのOSバージョンアップ以下にHUAWEI nova 2を含むau向け2018年春モデルを動画で紹介しておく。


動画リンク:https://youtu.be/vzntqzGPdUk


HUAWEI nova 2はキャリア向けとしては、初のダブルレンズカメラを搭載するファーウェイスマホだ。低価格ながら約2000万画素のセルフィーカメラや、人気のアップル製スマホ「iPhone 8 Plus」および「iPhone X」のようなポートレートモード、ワイドアパーチャ機能が使えるなど、カメラとしてのコストパフォーマンスも高い。



【HUAWAI nova 2の価格】
種別auスマートパス
非加入時加入時
本体価格32,400円(分割1,350円/月×24回)
毎月割-351円/月×24回
(総額-8,424円)
-675円/月×24回
(総額-16,200円)
実質負担額23,976円
(分割999円/月×24回)
16,200円
(分割675円/月×24回)




記事執筆:mi2_303


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・HUAWEI nova 2 関連記事一覧 - S-MAX

共有する

関連記事

【気になるPC】ワイド液晶搭載の高級モデルTシリーズ「ThinkPad T60p」レビュー

レノボの「ThinkPad T60p」は、ThinkPadシリーズならではの高い剛性と質感を持つ、同シリーズ最高級モデルだ。黒色でスクエアなデザインも同シリーズならではの特徴。レビューしたワイド液晶モデルの価格はメーカー直販サイトで397,950…

【ケータイラボ】指紋センサーと1.3メガカメラを搭載!セキュリティに強い「WX321J」

「WX321J」は、ウィルコムの高度化通信規格「W-OAM」対応し、指紋センサーと1.3メガカメラを搭載した日本無線製の音声端末。価格はオープンプライスで、ウィルコムストアでの販売価格は、1万6,000円前後の見込み。発売時期は2月中旬予…

【ケータイラボ】無線LAN内蔵!フルキーボード搭載ビジネスケータイ「X01NK/Nokia E61」

「X01NK/Nokia E61」は、無線LAN内蔵でフルキーボードを搭載したノキア製の法人専用ビジネスケータイ。発売時期は3月下旬以降を予定し、価格はオープンプライス。「X01NK/Nokia E61」は、ストレートタイプの本体に、無線LAN機能を内蔵…

【アキバ物欲】ショップブランドに魅力あり!Vista搭載パソコン特集

2007年1月30日、マイクロソフトの新しいOS「Windows Vista」(以下、Vista)がついに発売される。Vistaは、同社が5年ぶりにパソコン市場へ投入するOSであるので、パソコンユーザーの中には、Vistaの登場を待ち望んでいた人も多いであ…

【デジカメ調査室】世界最薄!広角28mmズームレンズ搭載のお嬢様カメラ「FX30」

「FX30」は、世界最薄※1広角28mm※2ズームレンズ搭載コンパクトスリムデジタルカメラ。スタイリッシュな女性をメインターゲットにした「お嬢様カメラ」として2月22日より販売を開始する。価格は、オープンプライス。市場想定価格は、…