ニコニコ最大のライブイベント「ニコニコ超パーティー2017」開催


ドワンゴが運営する動画サービス「niconico」の大規模ステージイベント「ニコニコ超パーティー2017」が2017年11月3日、さいたまスーパーアリーナで開催された。

会場のさいたまスーパーアリーナは超満員で約15,000人の観客を動員。約6時間におよんだイベントの模様は今年もニコニコ生放送で生中継し、会場はイベント終了まで無数のコメント弾幕で彩られた。

今年は小林幸子、松岡充といった超パーティー常連のアーティストに加え、初出演のオーイシマサヨシ、どうぶつビスケッツ×PPPなどが出演し、ユーザー出演者とのコラボレーションが実現した。

オープニングアクトで勢いにのった会場に早速、オーイシマサヨシが登場。「不可侵領域デストロイヤー」で会場を一気に盛り上げた後は、人気アニメ「月刊少女野崎君」主題歌の「君じゃなきゃダメみたい」を、「RAB(リアルアキバボーイズ)」とのスペシャルコラボレーションで披露し、会場を大いに沸かせた。

第一部中盤には、ニコニコ動画でも大人気となったアニメ「けものフレンズ」の主題歌を歌う「どうぶつビスケッツ×PPP」が登場。人気楽曲「ようこそジャパリパークへ」では「うー」、「がおーー」のコールアンドレスポンスで会場を熱狂させ、さらに11月13日に発売となる新曲「フレ!フレ!ベストフレンズ」をひと足早く披露し、ニコ生コメントも「すっごーい!」の弾幕に。

また、超パーティーならではの豪華コラボレーションで一際盛り上がりを見せたのは「バタフライ・グラフィティ」のパフォーマンス。スペシャルゲスト・JAL社員の岡本さんを筆頭に、全国から選ばれた308名のユーザーダンサーが観客席を埋め尽くし、全員で踊った「バタフライ・グラフィティ」で会場の一体感が最高潮となった。

まさにここでしか実現できないスペシャルコラボレーションに、「ニコニコ感がよいね」、「すげえええええ」、「岡本さんすごいww」といったコメントが書き込まれた。

そして第二部の開幕に登場したのは小林幸子。今年もステージすべてを覆う巨大な衣装での登場に、「やべえええええ」、「ステージよりでけぇww」、「最終形態w」などの興奮が伝わるコメントが殺到。会場のニコニコユーザーに向けて、「これがやりたい、思い切り楽しみたい、そんな思いは純粋に突き進んでください。まわりと違った方向でも。人生に正解不正解はないんです。私自身、ニコ動で教えていただきました」とエールを送りました。さらに、本邦初披露の新曲「存在証明」をしっとりと歌い上げ、会場とニコニコ生放送視聴者を感動に包みこんだ。

そして“ラスボス”のあとは「ゲーム実況」パートへと突入。「M.S.S Project」、「◯◯の主役は我々だ!」が東軍西軍に分かれ、「スプラトゥーン」対決を実施。人気実況者チームの初コラボ企画、さらに生の実況が目の前で観られるということで会場は終始大盛り上がり。繰り広げられる熱い戦いに、各チームのファンからも応援のコメントが多数寄せられた。

第二部の最後は松岡充が登場し、定番ともなった「くるみぽんちお」、「天樂」を2曲続けて披露。笑いとシリアスのギャップが生み出すパフォーマンスは圧巻で、生放送でも「楽しそうやなwww」、「まてまてまてw」といったツッコミコメントが流れた。

最終の第三部では冒頭からボーカロイドステージが始まり、会場、ニコニコ生放送共にこの日最高の盛り上がりに。透過スクリーンと映像演出を組み合わせて18曲を披露したほか、「踊ってみた」のユーザーとの共演も実現した。人間とMMDが一緒に踊る光景に会場からは大歓声が起こりました。初音ミク10周年を記念した様々な演出も行われ、中でもボーカロイドが全員集合した「Tell Your World」では、「ありがとう」というコメントが弾幕となって画面を流れ、「泣いた」、「ミクさんたちのおかげで今があるよ」、「超パでしかできないこと」といったコメントで溢れ、超パーティーの象徴的なワンシーンとなった。

アンコールでは、最後に歌う楽曲を生放送視聴者アンケートで決定する企画を実施し、選ばれた「ぼくとわたしとニコニコ動画」を出演者、そして会場全員が一つとなって熱唱。ラストは「桜ノ雨」を合唱しながら、全6時間に及んだニコニコ超パーティー2017は幕を下ろした。




■ニコニコ超パーティー2017

■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook

niconicoに関連した記事を読む
・私立恵比寿中学秋田分校のライブの模様をニコ生で独占生中継
・「ニコニコ超パーティー2017」イベントタイムスケジュールを公開
・N高等学校、人気ボカロプロデューサー40mP氏から学ぶ「N高 40mP『DTM・ボーカロイド入門』公開授業」を生放送
・東京「運慶」展、京都「国宝」展を大解剖!夜の国立博物館よりニコ生で生中継
・T.M.Revolution 西川貴教の新レギュラー番組が10月26日(木)より開始。第1回ゲストは上西小百合

共有する

関連記事

【ケータイラボ】「極める」ケータイ登場!ドコモ 703iシリーズ発表会レポート

NTTドコモは20071月16日(火)、都内 代官山ヒルサイドテラスにおいて、携帯電話端末の新モデル「FOMA 703iシリーズ」など10機種を発表した。FOMA 703iシリーズは、スタンダードな機能を持ちつつデザインにも注力した個性的なモデルと…

【ケータイラボ】auから久しぶりのパナソニック端末「W51P」登場

以前は筆者もauのパナソニック端末を使っていたことがある。しかし、いつのまにかauのラインナップからパナソニック端末が消えていた。5年ぶりで、auにパナソニック端末が復活したのだ。筆者の住む大阪はパナソニックファンが多いだけ…

【アキバ物欲】超便利アイテムも登場! 携帯電話グッズ特集

携帯電話の春モデルが各社から一斉に発表された。携帯電話は、今や私たちの生活に必要不可欠なアイテムとなっているとおり、年を追うごとに多機能化している。本体機能の高機能化にあわせて、携帯電話のサプライメーカーも、携帯電話を…

【デジカメ調査室】縦置きスタイルも登場!新PowerShot 2機種発表へ

キヤノンは、PowerShotシリーズの新製品として、光学手ブレ補正付きの光学10倍ズームを搭載した「PowerShot TX1」、光学手ブレ補正付き光学4倍ズーム搭載の「PowerShot A570 IS」の2機種を3月中旬より発売すると発表した。価格は、オ…

【気になるPC】軽快に持ち歩けるVAIO Type UにVista搭載モデル登場!

文庫本サイズの小型で気軽に持ち運べるモバイルPC、SONYのVAIO type Uシリーズに、新たにWindows Vista Home Premiumを搭載しメモリを1Gバイトにアップしたモデル「VGN-UX71」が発売された。価格はオープンプライズで、店頭実売価格は18…