シャープの新スタンダードスマホ「AQUOS sense」はauだけでなく、NTTドコモやSoftBankからも登場へ!SH-01Kの取扱説明書がGoogle Playストアにて一時公開




シャープが11月以降にau向けに提供する新しいスマートフォン(スマホ)「AQUOS sense」がNTTドコモやSoftBankからも発売されそうです。先ごろ、Androidのアプリ配信マーケット「Google Playストア」にてNTTドコモ向け「AQUOS sense SH-01K」の取扱説明書が公開されていました。

またAQUOS sense SH-01Kと見られる製品は9月に米連邦通信委員会(FCC)の認証を取得しており(FCC ID「APY-HRO00251」、公開されている資料とau向け「AQUOS sense SHV40」のサイズがほぼ同じことからAQUOS senseのNTTドコモ向けではないかと見られます。

このAPY-HRO00251は同じ機種で「APY-HRO00252」と「APY-HRO00253」があるとされていることからNTTドコモやauだけでなく、SoftBankからも発売される可能性は高そうです。なお、AQUOS sense SH-01Kの取扱説明書は現在、Google Playストアから削除されていますが、GoogleキャッシュにWebページが残っています。


AQUOS senseは約5インチフルHD(1080×1920ドット)GZO液晶を搭載したミッドレンジスマホで、今夏に発売されたシャープのフラッグシップスマホ「AQUOS R」に続いてNTTドコモやau、SoftBankの各社向け製品の商品名を統一するようです。

これまでシャープでは各社向けごとに商品名を変えて、例えば、NTTドコモ向け「AQUOS Compact」や「AQUOS Ever」など、au向け「AQUOS SERIE mini」や「AQUOS U」など、SoftBank向け「AQUOS Xx mini」や「AQUOS ea」などしてきました。

商品名を統一することでよりブランド力を高める狙いがあるのか、わかりにくかった細かな違いなどを製品仕様とともに整理しているのかわかりませんが、特に細かく違いを出してもあまり変わらなそうなので統一するのは良いように思われます。

なお、au向けAQUOS sense SHV40の主な仕様はSnapdragon 430や3GB内蔵メモリー(RAM)、2GB内蔵ストレージやmicroSDXCカード(最大256GBまで)、約1310万画素CMOSリアカメラ(静止画手ぶれ補正対応)、約500万画素CMOSフロントカメラ、2.4GHz帯におけるIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、NFC Type A/B、2700mAhバッテリー(取外不可)、位置情報取得(GPS)など。

これまでの傾向からauやSoftBankから販売されるのであれば、ソフトバンクのサブブランドである「Y!mobile(ワイモバイル)」やKDDI子会社のUQコミュニケーションズおよびUQモバイル沖縄がau回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している「UQモバイル」でも取り扱われる可能性もあり、さらにはSIMフリーでも販売されるとなると日本のほとんどの販売チャネルが取り扱うことになり、確かに“新スタンダード”といっても過言ではないのかもしれません。

記事執筆:memn0ck


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