北朝鮮が弾道ミサイル発射でJアラートが発令!でもどうしたらいいの?もしもの時のために抑えておきたい内閣官房が提供する「国民保護ポータルサイト」を紹介
もしもの時のために抑えておきたい!国民保護ポータルサイトを確認 |
“国民保護”と聞くと、以前でしたら小説や映画の中でしか聞かないようなワードでしたが、昨今の北朝鮮情勢の緊迫によって現実味を帯びてきたという人もいるのではないでしょうか。
8月29日には北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、日本上空を飛び越えて、襟裳岬の東約1180km地点に着弾したといったニュースが流れ、さらに9月3日には6回目の核実験を行うなど、非常に緊迫した状況となっています。
特に弾道ミサイル発射の際に上空を通過した北海道などの対象地域へ全国瞬時警報システム「J-ALEAT(Jアラート)」が発令されました。ただ、J-ALEATを受信しても実際に弾道ミサイルが日本の領土に着弾するような際、どういった行動を取れば良いのでしょうか。
今回はそういった時のために事前に、またその緊急時に確認すべき内閣官房が公開しているWebサイト「国民保護ポータルサイト」( http://www.kokuminhogo.go.jp/ )を紹介したいと思います。この記事を見た人はまずはこのポータルサイトをブックマークなどして欲しいところです。
【非常時に必ず見るべき、ポータルサイト】
弾道ミサイルが日本の領土に着弾しそうになったときなど、日本国家にとって非常事態が発生した際に何をすれば良いかまとめたポータルサイトが内閣官房が用意している国民保護ポータルサイトです。
このポータルサイトでは日本にとって非常事態が発生した時に最新の情報を内閣官房が公開してまとめるようになっています。また非常事態が発生していない際は、J-ALERTの仕組みや訓練の実施報告、国民保護について弾道ミサイルが飛んできた場合にどうすれば良いかなどの情報がまとめられています。
実際に先日の弾道ミサイルが発射されたときにJ-ALERTが対象地域に発令されましたが、対象地域ではない人がならなかったとSNSなどで発言していたり、自分のスマートフォン(スマホ)などの携帯電話でJ-ALERTが鳴るのかなど、しっかりと把握している人も多いのではないでしょうか。
まずはポータルサイトに目を通して、J-ALERTの仕組みや弾道ミサイルが飛んできた場合にどうすれば良いかなどをチェックしてみてください。
【ミサイルに特化したサイトもある!】
また北朝鮮の弾道ミサイル問題などもあってか、スマホ対応の「国民保護 弾道ミサイル落下時の行動について | 政府広報オンライン」も用意されており、弾道ミサイルが落下した際に取るべき行動がまとめられています。
火事や地震が起きた際などは、日頃から訓練を行っているため、何をすれば良いかある程度の理解はできていますが、弾道ミサイルが落下した際はどうすれば良いか、聞いたことも無ければ想像も付かないため、政府がこのような情報をまとめてくれるのは非常にありがたいですね。
【多くの人に知ってもらいたい】
そんなもしもの時のために非常に役立つこの「国民保護ポータルサイト」ですが、お恥ずかしながら筆者はつい最近知りました。あくまで私の観測範囲内での話にはなりますが、あまり国民に知られていないような気がします。そのため、今回少しでも多くの方に、この国民保護ポータルサイトの存在を知ってもらうために、本記事を執筆しました。
できることなら、国民保護ポータルサイトが活躍するような事態は避けたいところですが、今後どうなるか予測できない事態に陥っていますので是非、スマートフォンやPCのお気に入りに追加してみてください。
記事執筆:YUKITO KATO
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