ダイエットにも効果があったリストバンド型活動量計!大手ウェアラブルメーカーの心拍数・睡眠記録も可能な最新機種「fitbit Alta HR」を購入し、開封・セットアップしてみた【レビュー】



人気のリストバンド型活動量計「fitbit Alta HR」をレビュー!

歩数のみならず心拍数や睡眠も記録できるウェアラブル端末が人気となってかれこれ数年が経過しました。筆者は一昨年の秋にソニーモバイルコミュニケーションズのリストバンド型活動量計「SmartBand 2」を購入し、約1年9ヶ月間使ってきました。

歩数や心拍数、睡眠の量や質を記録でき、さまざまなデータをしっかり可視化できたこともあり、ダイエットにも成功するなど、日常生活に良い効果が見られました。また通話やメール、SNSの着信などもバイブレーションで通知してくれるのは非常に便利で、単なる活動量計以上に便利なツールとして、使い続けていました。

しかし、購入1年を経過してきた辺りから、使用に問題が生じるようになりました。バッテリーが丸1日持たなくなったのです。さらに1年半を過ぎると、半日くらいしか持たなくなり、睡眠の記録は諦めるようになりました。

加えて、通話の通知などでバイブレーションが起動すると、Bluetooth通信が切れる現象が起き、1度充電し直さないとBluetooth通信が復活しないという問題も生じるようになりました。そして、先日ついにBluetooth通信がまったく機能せず、バッテリーも数時間しか持たない状況となり、日常使用に耐えられなくなったため買い替えを決断しました。

買い替えに際していろいろなウェアラブル端末を比較検討した結果、ヘルスケアに特化した活動量計の大手メーカーであるfitbitが日本で今年4月に発売した「fitbit Alta HR」を購入することにしました。

約2万円と少し高めですが、非常にスリムな形状ながら、有機EL画面を持ち、バッテリーが最大1週間持つという触れ込み。心拍数や睡眠の質も記録できるということで、SmartBand 2以上の性能が期待できるということで、購入を決断しました。

そこで今回はさっそく購入した製品が届きましたので梱包を開けて、利用を開始するセットアップまでを写真を交えてじっくりと紹介したいと思います。

外装は細長い箱が重なり合った構造


外箱を外して、水色の箱を開けると上に本体、下に簡単な説明書類が現れる


梱包物は本体(バンド付)、クリップ型充電ケーブル、簡単な説明書類

まずは2重構造になっている外箱を外し、水色の内箱を開けると、バンドが付いたfitbit Alta HR本体とごく簡単な説明書類が現れます。説明書類の下にはクリップ型の充電ケーブルが入っています。なお、USB充電器は付属していませんので、別途用意する必要があります。私はSmartBand 2に付属していた充電器を使っていますが、特に問題なく使えました。市販のお好きなUSB充電器を使えば良いでしょう。

スマホでfitbitアプリをダウンロード(左)し、起動する(右)

まずは使ってみようということで、説明書に書かれたURL( https://fitbit.com/setup )にスマートフォン(スマホ)のブラウザでアクセスすると、fitbitアプリのダウンロードを促されます。iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playストアが立ち上がるので、アプリをダウンロードします。そして起動すると、「Fitbitに登録」もしくは「ログイン」の画面が表示されます。新たにfitbitのデバイスを購入した人は「登録」、以前デバイスを購入し、ID・パスワードを設定した人は「ログイン」を選択します。

登録後、デバイスの選択でAlta HRを選択

ID・パスワードなどの一連の登録を済ますか、ログインを済ますと、デバイスの選択画面となります。ここでAlta HRを選択しましょう。「Fitbit Alta HRを設定」をタッチすると、自動的にBluetoothのペアリング設定を行ってくれるので、設定はとても簡単です。

ペアリング設定が完了したら、使用する腕など詳細設定を行う

ペアリング設定が終わると、使用する腕はどちらか、など詳細の設定を行います。

ダッシュボード画面が登場(左)、右はしばらく使用した状態のダッシュボード画面

設定が終わると、ダッシュボードと呼ばれる画面になります。fitbit Alta HRで計測した歩数、歩行距離、消費カロリー、歩いた時間などの記録を確認できる画面になります。

睡眠の時間・質(左)や心拍数(右)もスマホで確認できる

fitbitアプリのダッシュボードから、睡眠や心拍数のパネルをタッチすると、睡眠の時間・質(目覚めている・レム睡眠・浅い眠り・深い眠りの4段階)や、心拍数のデータも確認できます。また、fitbitはパソコン(PC)などでもID・パスワードを入力すればWebブラウザーでダッシュボードを確認できるのでとても便利です。

本体の画面でも歩数などは確認できる

fitbit Alta HRは有機EL画面があるので、単体でも現在の時間、歩数や消費カロリーなどを確認できます。腕を下ろした状態で上に上げて画面を見る動作をするか、画面をダブルタップすると現在の時間が表示されます。

表示の種類は設定画面で選択することが可能で、縦表示も横表示も可能、日付を出すか心拍数を出すかも選べます。そしてこの状態で画面をタップしていくと、歩数→心拍数→歩行距離→消費カロリー→歩行時間→アラーム→時計という形で表示内容が変わっていきます。

というわけで梱包を開けたところからセットアップ、簡単なデータの確認までを紹介しました。気になるバッテリーですが、買った初日にフル充電よりもやや少ないくらい充電して、5日くらい全く充電しないで使ってみたところ、ようやく「バッテリーが低下しています」とスマホの通知で警告が出ました。

充電しないで最大7日間使える、という触れ込みでしたが、警告なしで使うなら大体5日間くらいかな、というところです。それでもSmartBand 2が、買った直後でも2日、1年経つと1日持たなくなったことを考えれば、雲泥の差です。これだけでも買い替えて良かったと思います。

ひとまずは1ヶ月くらい使ってみたところで、細かい使い勝手の部分やスマホ連係の部分も紹介していきたいと思います。

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Fitbit
2017-04-24



記事執筆:こば


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