Starbucksアプリのアメリカ向けAndroid版が指紋認証に対応し、iPhone版も機能拡張!日本向け「スターバックスジャパン公式アプリ」にはまだ実装されず
アメリカ向けStarbucksアプリがAndroidでも指紋認証対応!日本向けは現状非対応 |
Starbucks Coffeeのコーヒーチェーンのアメリカのおける店舗用のスマートフォン(スマホ)など向けアプリ「Starbucks」を8月3日にアップデートし、Android版では新たに指紋認証によるログインと情報の再表示に対応しています。
またiPhoneなどのiOS版でも7月31日にこれまで指紋認証「Touch ID」による情報の再表示に対応していましたが、新たにログインにも対応。最新バージョンはAndroid版が4.4.0.1、iOS版が4.4で、それぞれAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)以降およびiOS 9.0以上で利用可能。
アプリではギフトカードなどの管理もできるため、セキュリティー機能の向上が求められていましたが、指紋認証機能を実装することでその課題を解決したということのようです。なお、現時点において日本向けのアプリでは指紋認証などの生体認証には非対応です。
Android版もようやく指紋認証に対応。画像は「Android Police」より
今回導入された指紋認証機能は、Starbucksアプリの設定画面を開くと「Fingerprint(指紋認証)」機能を有効化する項目が増えているとのこと。ここから指紋認証機能の有効にして、セキュリティー的に向上させることができるようです。
Starbucksアプリでは、店頭で2次元バーコードをスキャンして店頭で支払を行う「Pay in Store」やアプリで注文をかけて、最寄りの店舗で受け取ることが出来る「Order ahead」、ギフトカードを友だちに送ったり、ギフトカードの管理を行うことが可能です。
そのため、指紋認証機能がなければ悪意のある第3者に悪用される可能性が非常に高くなります。一方、日本のスターバックス コーヒー ジャパンでも「スターバックスジャパン公式アプリ」が別で用意されており、日本のお店ではこれを利用します。
このスターバックスジャパン公式アプリでは、まだ指紋センサーによる生体認証は実装されていません。スターバックスジャパン公式アプリでもプリペイドカードである「Starbucks Card」やオンラインで友だちにプレゼントするチケット、「eTicket」機能が用意されており、金銭が絡んでくるものとなっています。
そのため、スターバックスジャパン公式アプリにも指紋認証機能が実装されるのが望ましいですが、今のところアップデート予定などは発表されていません。とはいえ、アメリカ向けのStarbucksアプリよりもスターバックスジャパン公式アプリはかなり遅れてリリースされましたし、個人的には追いかける形で実装していただきたいところです。
記事執筆:YUKITO KATO
アプリ名:Starbucks
価格:無料
カテゴリ: ライフスタイル