懐かしい過去のHTC端末も展示!最新フラッグシップスマホ「HTC U11」のユーザーイベント「au HTC users’ meeting」を写真と動画で紹介【レポート】



史上最高のカメラを搭載するスマホ「HTC U11」が発売!

KDDIとHTC NIPPONは7月3〜4日の2日間に渡ってHTCの最新フラグシップスマートフォン(スマホ)「HTC U11」とモバイルVR端末「LINK」が体験できる「au HTC users’ meeting」を開催した。イベントにはauのHTC製スマホを契約中のユーザー80人を招待し、HTC U11の特徴や機能の解説および実機を使ったタッチ&トライを行った。

なお、日本ではauから「HTC U11(型番:HTV33)」が発売されたほか、他にソフトバンクから「HTC U11(型番:601HT)」としても販売中で、モバイルVR端末のLINKは7月下旬以降の発売を予定しており、こちらもauおよびソフトバンクで取り扱う。

会場にはこれまでHTCが日本および海外で発売した製品の展示も行われ、au向け製品だけではなく、NTTドコモやイーモバイル(現・ワイモバイル)向けの機種などもあり、タッチパネル対応製品のユーザビリティーにおいてさまざまな提案がなされてきたことが分かる興味深い展示となっていた。

今回は、そんなHTC U11の機能紹介と展示されていたHTCの多数の製品を写真と動画で紹介していく。


まずはHTC U11について、HTC NIPPON マーケティング部門 シニアマネージャーの西村啓太氏が実機と、スライドを使って解説。先進的な機能である「エッジ・センス」機能を使って、画面オフの状態から側面を握ってカメラを起動する方法を紹介した。


HTC U11の特長が「世界初、3Dガラスボディのデザイン」や「新しい『握る』操作、エッジ・センス」、「世界最高&史上最高のカメラ」、「同梱品として業界初の高性能イヤホン」、「世界2大AIとHTC独自AI」、「動き回れる世界唯一のモバイルVR端末」の6項目において解説された。


Android 7.1(開発コード名:Nougat)を搭載するHTC U11の主なスペックは約5.5インチWQHD(1440×2560ドット) Super LCD5やQualcomm製「Snapdragon 835」(オクタコアCPU)、4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大200GB対応)など。

また通信規格はau 4G LTE(FDD-LTE方式)およびWiMAX 2+(TD-LTE方式互換)に対応し、携帯電話ネットワークの通信速度は下り最大558Mbps・上り最大50Mbps(au版)で、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 4.2にも対応する。


前面にはタッチセンサー式のナビゲーションキーと中央のホームキーには指紋センサーを内蔵する。また左右の戻ると履歴のタッチセンサーキーはLEDが内蔵されて、暗いところでも光ってわかりやすいようになっている。


側面を握る独自ユーザーインターフェース(UI)「エッジ・センス」は感度設定が可能で、感度を一番弱くすれば力強く握らずとも簡単に機能を呼び出すことができる。


液体のような美しい背面は、光の当たり方で色が変化する。


側面に向かって滑らかなカーブを描く握りやすさを意識したデザインだ。カメラは少し飛び出している。


カメラは背面が約1200万画素(ウルトラピクセル)、前面が約1600万画素のイメージセンサーを搭載。マニュアル露出設定なども可能で、本格的なRAWデータの記録にも対応する。


動画の解像度は最大4K(3840×2160ドット)。4つのマイクを使ったズームマイク機能もしくはハイレゾオーディオ記録が可能だ。なお、4Kの撮影時間は6分までとなる。


タッチ&トライコーナーには、透明なHTC U11も展示されていた。


タッチセンサーがどのような大きさで取り付けられているのかが分かる。


HTC U11の解説の後には、実機を使ったワークショップ形式の体験イベントが行われた。シャッタースピードを遅くして、動きのある鉄道模型の写真の撮り方を解説。


同梱するUSB Type-C接続のノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを使って、ハイレゾオーディオの聞き比べなどが行われた。


LINKを使ったVRゲームの体験。ゲームは3Dのブロック崩しで、VR空間の中を移動しながら、手にしたコントローラーを振ってボールを打ち返して特典を競うというもの。


LINKのゴーグルはHTC U11とUSB Type-Cケーブルで接続する。


コントローラーは、2つのボタンと方向キー、背面にはトリガーがある。これを両手に持って、さまざまな操作を行う。


LINKが一般的なスマホ向けのVRゴーグルと異なる点は、ステレオカメラで、ゴーグルの位置とコントローラーの位置を把握して、VR空間で様々なアクションが取れる点だ。広い範囲を動くことはできないが、本格的なVR体験が楽しめる。



【懐かしいHTC端末の展示も行われた「au HTC users’ meeting」を動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/ZQud5xAmAPk

いろいろなHTC製品が展示されていたが、その中から懐かしい機種や、今では珍しいキーボード搭載端末などをピックアップしてみた。コンパクトな旧端末に触れてみると、メールや通話、SNS用途として中身だけ入れ替えて作って欲しいと感じるものばかりだった。
















記事執筆:mi2_303


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