iPhoneなどのiOSやAndroid向けアプリ「Google フォト」から充電中のみにバックアップするオプションがひっそりと消える!電池消費を抑えるための対策方法は?
Google フォトアプリから充電中のみにバックアップするオプションがひっそりと消えた! |
Googleが提供している画像・動画向けクラウドストレージサービス「Google フォト」ではAndroidやiPhoneなどのiOSで使える便利なアプリが提供されています。
アップロードサイズを元のサイズではなく、品質を保ちながらファイルサイズを削減する、「高画質」を設定すれば、無料で容量無制限でバックアップできる優れものです。
そんな優れもののGoogle フォトのAndroidやiOSを搭載したスマートフォン(スマホ)など向けアプリですが、少なくともバージョン「2.17」のどこかのバージョン以降ではそれまではあった便利な機能が1つ消えていました。
従来のGoogle フォトアプリのバージョンでは、バッテリーの消耗を抑えるために充電されているときのみバックアップするオプションが存在していましたが、いつの間にかそのオプションがなくなってしまいました。
【Google フォトの設定を実際に見てみる】
以前のバージョン「2.16.0.xxx)(画像=左)とより新しいバージョン「2.17.0,159033354(画像=右)
Google フォトのアプリで「設定」を開いて「バックアップと同期」を開くとバックアップに関する設定を行うことができます。
以前のバージョンまでであれば、赤枠内のバックアップのタイミングに「充電中のみ」という項目があったのですが、確かに「充電中のみ」オプションが消えています。
【大量に写真を撮影、動画撮影したときに困る】
バックアップタイミングに「充電中のみ」を選べなくなると何かデメリットがあるのでしょうか。例えば、1〜2枚写真を撮影しただけでは、そこまでバッテリー消費は大きくありません。しかしながら、それが複数になるとどうなるでしょうか。さらに動画が加わるとどうなるでしょうか。バックアップにかかる時間が増え、その分バッテリーの消費が大きくなります。
そうなると、普段よりバッテリーの持ちが悪くなるというデメリットが生じます。
【暫定的にバッテリー消費を抑える対策は?】
このバッテリー消費問題の対策として、「モバイル通信でのバックアップ」機能を利用しなければ、無線LAN(Wi-Fi)接続時にしかバックアップされないため、出先でのバッテリー消費を減らすことができます。大容量プランを契約している場合は、この「モバイル通信でのバックアップ」は非常に便利なので、オンにしている人もいるかもしれませんが、バッテリー消費を減らすためにはこの便利なオプションを無効化する必要があります。
今回のアップデートはわれわれユーザーにとっては“改悪”とも言えるアップデートでしょう。前述した通りに「モバイル通信でのバックアップ」を無効化すれば多少改善はされますが、それでも根本的な解決には至らないので困ったものです。
記事執筆:YUKITO KATO
アプリ名:Googleフォト
価格:無料
カテゴリ: 写真