いきなりSIMロック解除も実施!docomo with対応第1弾の安価なエントリースマホ「arrows Be F-05J」を購入したので開封して同梱品などをチェック【レビュー】



NTTドコモ注目の新割引サービス「docomo with」対応初製品となる「arrows Be F-05J」を購入&開封!

NTTドコモから「2017年夏モデル」の新しいスマートフォン(スマホ)として6月1日にに発売された「arrows Be F-05J」(富士通コネクテッドテクノロジーズ製)。

月々サポートや端末購入サポートといった購入補助がない代わりに、利用料金から毎月1,500円(税別)をずっと割り引く新しい料金割引「docomo with」が適応される対象製品第1弾となります。なお、docomo with対象製品としてはすでにもう1つ「Galaxy Feel SC-04J」も6月15日から販売開始されています。

arrows Be F-05Jは前機種「arrows SV F-03H」からスペックの変更はないものの、arrows SV F-03HをベースとしてOSをAndroid 7.1(開発コード名:Nougat)へと刷新するなどのバージョンアップがされています。

NTTドコモから販売されるスマホとしてもdocomo with対応の2機種は比較的安価で、arrows be F-05Jについては本体価格(税込)が28,512円(分割1,188円/月×24回)という安価に購入可能というのもポイントで、これまでの月々サポートと同じ考え方をするならば、2年間で実質0円以下となります。

筆者も利用料が安く抑えられるようになるため、docomo with対応機種はどちらかは買おうと思っていたのですが、購入理由の上位となる「レッドがある」ということで、今回はarrows Be F05Jを全額dポイント支払いにて購入しました。

そこで本記事では恒例の開封レポートとして同梱物などを紹介するほか、arrows Be F-05Jの「購入前後に準備しておくこと」をまとめて紹介したいと思います。

【超シンプルな同梱品はマニュアルのみ】


arrows Be F-05Jの個装箱



背面にはプリインストールされているOfficeアプリやOneDriveのアイコンが描かれている

個装箱は白地に「arrows」と書かれたシンプルなデザインで、昨年発売された低価格スマホ「MONO MO-01J」に近いものになっています。一方で、MO-01Jもarrows Be F-05Jもモノは違えど、共通してQualcomm製チップセットを搭載しているにもかかわらず、arrows Be F-05Jの個装箱の方にはQualcomm製「Snapdragon」のロゴが描いてありません。


開封したところ



入っていた全内容物

続いて箱を開くと、保護用の袋に入ったarrows Be F-05J本体とマニュアル類が入っていました。内訳としては、arrows Be F-05J本体およびクイックスタートガイド(冊子)、ご利用にあたっての(冊子)、保証書のみとなっています。

詳細なマニュアルを見たい場合は本体にプリインストールされているeトリセツアプリの「取扱説明書 for F-05J」を起動して閲覧することになります。

内容物についてはイヤホンや充電などを行うためのmicroUSBケーブルなども付属しておらず、入っていたのは本体と最小限のマニュアルのみで、初めてのスマホとして本機を購入する場合は、MONO MO-01Jと同様にあらかじめ、USB充電器やケーブル、イヤホンなどを用意しておく必要があります。

すでにスマホやタブレットなどを利用していて、これらの周辺機器がそろっている場合であれば気になるほどのことでもありませんが、初めてのスマホとして本機を購入する場合は、充電器やケーブルを別途購入する必要があることを覚えておきましょう。

特にこれらのアイテムをすべてキャリアショップや「docomo select」で揃えた場合には結構な金額となるので注意しましょう。ただし、docomo selectの周辺機器などは、その価格相当の高い質があるので選択肢として悪いわけではありません。

【SIMロックを解除してみた】


筆者も購入後、すぐにSIMロック解除の手続きを完了

今回のarrows Be F-05JやGalaxy Feel SC-04Jは端末購入サポートが適応されていない製品であるにもかかわらず、本体価格が比較的安価なため、一括で購入するハードルも高くないスマホとなっています。

またすでに紹介しているように5月24日以降にNTTドコモではSIMロック解除の受付条件が変更され、端末購入サポートを利用せずに一括で購入した製品については以前にSIMロック解除をしたことがなくても即日でSIMロックを解除できるようになりました。なお、端末購入サポートを適用して一括購入した場合や従来通りの割賦での購入場合も以前よりも期間が短くなり、購入から100日経過後にSIMロック解除可能となっています。

この端末購入サポート非適応で一括購入価格がそれほど高くないというのがポイントでarrows Be F-05JおよびGalaxy Feel SC-04Jは比較的安価なため、すぐにSIMロック解除ができる一括購入のハードルが低いのは嬉しい点でしょう。

SIMフリーで使えるワンセグ(テレビ)とおサイフケータイに対応したスマホは実はかなり貴重なので、できるならばすぐにSIMロックを解除してしまいたいところです。なお、docomo withを適用した回線のSIMカードでもSIMフリースマホなどで使っても割引は継続されるので、用途に合わせて使うということもできそうです。

【嗚呼、赤き端末よ……】


この赤は尊い

ここからは余談ですが、筆者は「赤い端末」と「変態な端末」が大好きで、このところは国内で“変態さん”が滅多にリリースされないこともあって、もっぱら国内でスマホやガジェット買うときは赤いものを選んで買うといったことをしていました。

が、今シーズンは「過去モデルにはレッドがあったのに今シーズンの新型で赤がない某超タフネススマホ」や「グローバルモデルではソーラーレッドがメインカラーにもかかわらず、国内向けモデルにはなかったことにされている某スマホ」などツライ中、今回のarrows F-05Jは「筆者的には精神の救い」があったため、エントリースペックではあるものの、1点指名買いとなりました。

恐らく、それなりにスペックの必要になるようなゲームやコンテンツを楽しみつつ、docomo withを利用したい場合であれば、Galaxy Feel SC-04Jの方が向いてはいるかとは思いますが、筆者としては「赤い」……これで購入動機としては十分なのです。

余談が長くなってしまいましたが、次回は本機を同一スペックであるものの、世代のことなる別のスマホとベンチマークアプリなどを使って比較してみたいと思います。



記事執筆:河童丸


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