音楽配信サービス「Spotify」にて学割プランが提供開始!プレミアムが月額480円で利用可能――LINE MUSICなどの他サービス対抗へ
音楽配信サービス「Spotify」が学割プランを日本でもスタート! |
スポティファイジャパンは19日、日本では昨年にサービスが提供開始された定額制音楽配信サービス「Spotify(スポティファイ)」( https://spotify.com/jp )において新たに学生向け「Spotify Premium 学割プラン(以下、学割プラン)」を提供開始したとお知らせしています。
通常の有料プラン「Spotify Premium(以下、プレミアム)」は月額980円(税込)ですが、在籍を証明する書類を登録して認証することで12ヶ月間は月額480円(税込)で利用できるようになります。
対象はSheerIDが管理・運営する認証システムに対応する高等教育機関に在籍する学生(大学・短期大学・高等専門学校など)。12ヶ月間の更新が切れた時点で学生であれば再度認証すれば継続可能。
なお、同社ではすでに3カ国で学割プランを導入しており、今回、新たに日本を含む33カ国で学割プランがスタートし、合計36カ国になったとのこと。
Spotifyは4000万曲以上が聴き放題の音楽配信サービスで、広告を聴く・見ることでシャッフルプレイのみで無料で利用できるプランと、すべての機能が利用できるプレミアムで提供されています。
今回このプレミアムの機能を学生なら約半額で利用できる学割プランが日本で提供開始されました。特に日本ではすでに学割プランを提供している「LINE MUSIC」(学割ならベーシックプランが300円、プレミアムプランが600円)などへの対抗となると思われます。
学割プランにすることで月額480円でプレミアムで利用できる広告なしで好きな音楽を楽しめたり、オフラインや 高音質ストリーミングなどの全機能が利用できるようになります。
また同社では学割プランをリリースするに当たって日本でも学生の音楽ライフについて調査し、日本における2016年9月のサービス開始以来、日本で18〜21歳のSpotifyユーザーに最も人気があるアーティストは「ONE OK ROCK」、最も人気がある楽曲はThe Chainsmokers, Halseyの「Closer」であるなどを明らかにしています。
さらに、世界の学生ユーザーは一般的なSpotifyユーザーよりも1週間当たり平均70%以上長時間に渡って音楽を利用していることや毎週土曜に最も音楽を聴く傾向があり、そのピークタイムは午後5時であること、1年で最も「勉強や集中を助ける音楽」を聴く日は12月12日、また上位10日間はいずれも12月中などといった内容も公開。
その他、学生ユーザーが利用する「ジャンル&気分」別プレイリストのカテゴリー上位は「チルアウト」(リラックスしたい時:35%)や「ワークアウト」(エクササイズ:20%)、「パーティ」(みんなで集まって:16%)が「フォーカス」(勉強など集中したい時:14%)を上回るとしています。
記事執筆:memn0ck
アプリ名:Spotify - 世界最大の音楽ストリーミングサービス
価格:無料
カテゴリ: 音楽&オーディオ