レノボがゲーミングブランドの総称を「Legion」に!個性的なAIOゲーミングPCなどを写真と動画で紹介【レポート】


レノボがLEGIONブランドでeスポーツチームをサポート

レノボ・ジャパンは21日、都内にて「レノボゲーミングPC新製品発表会」を開催し、ゲーミングに関する取り組みの総称を「Legion(レギオン)」とし、Legionブランドのゲーミングパソコン(PC)を発表した。

同社ではこれまでゲーミングPCを「Y」型番で分類していたが、ゲーミングPCであることが連想しづらいということで新たにLegionとしたという。またY型番は従来通り製品名に付けられ、ノートPCであればYxxx、デスクトップPCであればTxxxとなる。

さらにこのLegionは製品のサブブランドではなく、ゲームのチームのスポンサー、ゲームの大会のスポンサーなどでユーザーやプロゲーマーとコミュニケーションを深めていくための総称としている。

今回はすでに販売中の新製品オールインワンタイプのゲーミングPC「ideacentre AIO Y910」とスタンダートゲーミングノート「Lenovo Legion Y520」、フラグシップゲーミングノート「ideapad Y910」を紹介していく。

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レノボ・ジャパンのコンシューマー向け製品の3ケタの数字のうち100の位で製品グレードを表している。内訳としてフラグシップの900番、プレミアムの700番、スタンダードの500番。そしてサブブランドのLegionを冠する製品については、10の位が20番以降の数字が付くモデルからとのことで、AIO Y910はLegionではなく従来通り「Lenovo ideacentre AIO Y910」となる。

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Lenovo ideacentre AIO Y910はその名の通り、AIO(All-In-One)タイプのゲーミングPCだ。AIOながらCPUにはデスクトップ用のインテル「Core i7-6700」を搭載し、GPUにNVIDIAの「GeForce GTX 1080」を搭載する。キーボードとマウスも同梱となる。

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製品の設計上の特長として、PCのパーツの中でも剛性が高い電源ユニットをスタンドに内蔵したことがあげられた。ACアダプターではなく直接電源ケーブルがさせるということで使い勝手が良い。

さらにフルスペックのGPUやハードディスクドライブ、メモリーなどへも背面からアクセス可能だ。大画面27インチWQHD(2560×1440ドット)省スペースのゲーミングPCとして新しいマーケットの獲得をめざす。

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本体下部には5W×2のharman/kardonのステレオスピーカーを搭載し上部にはWebカメラ、左側面にはヘッドホンを掛けるハンガーを装備している。

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続いてLegionブランドのゲーミングノートPC「Lenovo Legion Y520」。こちらはノングレアタイプの15.5インチフルHD(1920×1080)ディスプレイを搭載するスタンダートモデル。

レノボらしい差し色に使っている側面が赤いキーボードが特徴的。廃熱は側面ではなく奥に向かうよう作られている。

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CPUにはインテル「Core i5-7300HQ」または「Core i7-7700HQ」を搭載し、GPUにはNVIDIAの「GeForce GTX 1050」または「GeForce GTX 1050 Ti」を搭載する。

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17.3インチフルHDIPS液晶搭載のフラグシップモデル「Lenovo ideapad Y910」は、オーバークロックに対応したインテル「Core i7-6820HK」を搭載。キーボード左上に備え付けられた「TURBO」キーで3.6GHzから4.1GHzにオーバークロックが可能だ。

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GPUにはVRヘッドセット「HTC Vive」などをサポートするNVIDIAの「GeForece GTX 1070」を搭載する。キーボードはRGBイルミネーションを搭載するレノボ独自のやや重めのメカニカルスイッチを採用。マクロキー(独自ユーティリティ「Lenovo Nerve Center」)の設定も可能だ。

【「レノボゲーミングPC新製品発表会」を動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/c7qJa5wWpnw

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また、発表会にはレノボがサポートするeスポーツチーム「東京ヴェルディ eスポーツチーム」が登壇し、eスポーツリーグで準優勝、部門賞を獲得したことを報告した。来節は部門賞2連覇そして総合優勝をめざしたいと意気込んだ。



記事執筆:mi2_303


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レノボ、ゲーミングPCラインナップを一新 新ブランド「Lenovo Legion Y520」、VRも楽しめる「ideapad Y910」など4モデルを新発売

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