ソフトバンク、SoftBank向けにソニーの最新フラッグシップスマホ「Xperia XZ 601SO」を発表!256QAMや3CC CAなどで下り最大350Mbpsに対応し、11月上旬に発売予定
SoftBankから最新スマホ「Xperia XZ 601SO」が発売! |
ソフトバンクは12日、同社の携帯電話サービス「SoftBank」および「Y!mobile」向け「2016-2017年冬春モデル」を発表し、SoftBank向けとしてソニーブランドの最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia XZ(型番:601SO)」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表しています。発売時期は2016年11月上旬以降を予定。
Xperia XZはすでに今年9月にドイツ・ベルリンで開催された家電展示会「IFA 2016」にて発表され、日本でも発売することが明らかにされていましたが、まずはSoftBank向けに投入することが正式に発表されました。
SoftBank向けでは従来通り、グローバルモデルと外観は同じでキャリアロゴはなく、正面上部に「SONY」ロゴ、背面中央に「XPERIA」ロゴが配置されており、おサイフケータイ(FeliCa)やワンセグ・フルセグにも対応。また、新たに変調方式「256QAM」に対応し、3波のキャリアアグリゲーション(3CC CA)と合わせて従来の64QAM時の下り最大262.5Mbpsから下り最大350Mbpsへ高速化します。
なお、すでに紹介しているようにソフトバンク回線の仮想移動体通信事業者(MVNO)として新たにスタートする全日本空輸(ANA)の「ANA Phone」でもXperia XZを2016年12月上旬より取り扱います。
Xperia XZは、ソニーブランドの最新フラッグシップスマホです。夏に「Xperia X Performance」が発売されていますが、昨年10月に発売した「Xperia Z5」と同じ約約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶を搭載しており、Xperia Z5の後継機種と言って良いでしょう。
なお、ソニーでは今年の夏に従来までのフラッグシップモデル「Xperia Z」シリーズを終了し、新しい「Xperia X」シリーズを開始。日本でもXperia Xシリーズの上位モデルのXperia X Performanceが発売されましたが、Xperia Xのプレミアムモデルであるのに対し、今回のXperia XZが真のXperia Zシリーズを継承するフラッグシップモデルだとしています。
新たに外装に神戸製鋼のアルミニウム純度・輝度が高い金属素材「アルカレイド」を採用し、デザインはXperia Xシリーズから採用しているつぎ目のない「Unified Design」を継承しつつ、持ったときのフィット感をより強くするために側面に丸みを持たせて断面が上下左右対称のループのように見える「Loop Surface」デザインを導入しています。
ただし、Xperia X Performanceの日本向け製品にあったような背面下部のアンテナラインが存在します。またディスプレイを覆うのは、Xperia X Performanceと同様に端が湾曲した2.5Dガラス「Gorilla Glass」(Corning製)を採用。本体色はフォレストブルーおよびミネラルブラック、プラチナ、ディープピンクの4色展開。サイズは約146×72×8.1mm、質量は約161g。
防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)に対応し、キー配置は右側面に指紋センサーを内蔵した電源キーや音量上下キー、カメラ/シャッターキーを搭載するなどと同じですが、本体下部にある充電・データ通信端子がUSB Type-C規格に変更されました。
バッテリーは容量が2900mAhで、Qnovo Adaptive Chargingやスタミナモード、急速充電に対応。さらに新しく利用者の日常の充電サイクルを学習し、充電完了までの時間を調整する「Battery Care」にも対応。充電時のバッテリーへの負荷を減らし、Qnovo Adaptive Chargingとともに電池パックを長寿命化します。
連続通話時間および連続待受時間は、FDD-LTE網で約1710分および約710時間、AXGP網で非対応および約710時間、W-CDMA網で約1890分および845時間、GSM網で約760分および745時間。連続視聴時間はフルセグで約7.8時間、ワンセグで約9.3時間。
カメラはXperia X Performanceと同様にF2.0で24mmワイド撮影に対応したGレンズと1/2.3型の約2300万画素積層型CMOS「Exmor RS for mobile」のリアカメラおよびF2.0で22mmワイド撮影に対応したレンズと1/3.06型の約1300万画素積層型CMOS「Exmor RS for mobile」のフロントカメラを搭載。
新たに色を識別するための「RGBC-IRセンサー」を搭載し、光源環境を正確に測定することよって撮影した写真の色再現性を高めています。また、動画撮影の手ぶれ補正も従来までの3軸からスマホでははじめて5軸に向上しています。
オートフォーカス(AF)はコントラストと位相差を合わせたハイブリッドAFで、さらに高速になるように機能を刷新し、レーザーオートフォーカスとなりました。Xperia X Performanceとは異なって4K動画撮影に対応。またXperia X Performanceで省かれていた4K動画撮影にも対応。
その他の仕様は64bit対応Qualcomm製クアッドコアCPU「Snapdragon 820(MSM8996)」(2.2GHz×2コア+1.6GHz×2コア)や3GB LPDDR4内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大256GBまで)、無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、NFC Type A/B/F、位置情報取得(A-GPS・GLONASS)、VoLTE、緊急速報メール、Miracast、Google Cast、DLNA、ハイレゾ音源対応、DSEE HX、LDAC、Clear Audio+、S-Force Front Surround、ステレオ録音、デジタルノイズキャンセリング、PS4リモートプレイなどに対応。OSはAndroid 6.0.1(開発コード名:Marshmallow)を採用。
◯主な仕様
通信方式 | こちらをご覧ください。 | |
---|---|---|
最大通信速度(下り/上り)※1 | 350Mbps※2/37.5Mbps | |
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ | 約72×146×8.1mm/約161g | |
連続通話時間/ 連続待受時間※3 | W-CDMA網 | 1,890分/845時間 |
GSM網 | 760分/745時間 | |
FDD-LTE網 | 1,710分/710時間 | |
AXGP網 | −/710時間 | |
連続視聴時間※3 | フルセグ | 7.8時間 |
ワンセグ | 9.3時間 | |
ディスプレー | 約5.2インチフルHD(1,920×1,080ドット) TFT液晶(最大1,677万色) | |
モバイルカメラ (画素数/タイプ) | メイン | 有効画素数約2,300万画素/CMOS |
サブ | 有効画素数約1320万画素/CMOS | |
防水/防塵 | IPX5、IPX8/IP6X | |
Bluetooth | Ver.4.2 | |
外部ストレージ/推奨容量 | microSDXCカード(別売)/最大256GB | |
内蔵ストレージ | 32GB | |
内蔵メモリー(RAM) | 3GB | |
CPU(クロック数/チップ) | クアッドコア(2.2GHz×2 + 1.6GHz×2)/MSM8996 | |
電池容量 | 2900mAh | |
Wi-Fi(対応規格、周波数) | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz) | |
OS | Android 6.0.1 Marshmallow | |
カラーバリエーション | ミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルー、 ディープピンク |
※2 東名阪の一部より順次提供予定です。ご利用のエリアによっては、下り最大速度(262.5Mbps〜75Mbps、またはそれ以下)は異なります。
※3電波状況や使用環境により変動します。
記事執筆:memn0ck
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