日本で正式スタートした「ポケモンGO」とマクドナルドがコラボ!日本では400店舗にジム、2500店舗にポケストップを設置ーー開発元CEOは開始が遅れたのはサーバー容量の制約のためと説明



ポケモンGOと日本マクドナルドのコラボ詳細が発表!

日本マクドナルドおよびNiantic、任天堂傘下のポケモンは22日、すでに紹介したように日本でサービス開始したスマートフォン(スマホ)など向け位置情報ゲーム(位置ゲー)「Pokemon GO」(以下、ポケモンGO)においてコラボレーション(コラボ)を実施することを発表しています。

コラボはポケモンGOとのスタート時の単独パートナーとして、日本国内のマクドナルド約2900店舗(一部店舗を除く)が同ゲーム内の特別な場所である「ジム」や「ポケストップ」として登場します。なお、ジムやポケストップはマクドナルド以外にも設置されています。

約400店舗は他プレイヤーのポケモンと戦う「ジムバトル」などが行われるジムとなり、残る約2500店舗が対象の「ポケストップ」ではプレイヤーはモンスターボールなどのゲームを進める上で必要となるさまざまな道具を手に入れることができます。

ポケモンGOの対応OSはAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)以降の2GB内蔵メモリー(RAM)以上搭載機およびiOS 8.0以上のiPhone 5以降。すでにAndroidスマートフォン(スマホ)やiPhoneなどにてアプリ配信マーケット「Google Playストア」や「App Store」でもダウンロード・インストールして遊べます。

またアプリ配信マーケットでは各検索でも「ポケモンGO」や「Pokemon GO」で検索すると公式アプリが検索結果のトップに来てダウンロード・インストールできるようになっています。利用料は基本プレイ無料のアイテム課金制。

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ポケモンGOはNianticが提供するスマホなど向け位置ゲーム「Ingress」をベースにポケモンの人気ゲーム・アニメ「ポケットモンスター」をテーマにした現実世界とリンクさせた位置情報を活用したゲームです。

プレイヤーが実際に家の外に出て現実世界を歩きながらポケモンを探してゲットしたり、他のプレイヤーとポケモンを使って対戦(バトル)したりして遊びます。プレイヤーが現実世界を歩くことでゲームが進んでいくため、リアルワールドゲームと呼ばれている注目のゲームジャンルだとしています。

またポケモンを捕まえるためにはモンスターボールなどのアイテムが必要ですが、ショップで購入できるほか、日本ではマクドナルドに設置されたポケストップでゲットでき、なるべく無課金(無料)で遊ぶならマクドナルドに立ち寄るのは避けて通れなそうです。

「ジム」と「ポケストップ」の役割
ジムプレイヤーたちは、3つのチームに分かれてバトルを繰り広げ、「ジム」を取り合います。プレイヤーはどれか1つのチームに参加すると、「ジム」に所属することができるようになります。自分と同じチーム(『仲間チーム』)のプレイヤーと協力しながら、『仲間チーム』の「ジム」を守ることや、相手のチームのジムを攻略することができます。
ポケストップ公共のアート作品、歴史的なスポット、博物館や遺跡など、人々が関心を持つような場所(ランドマーク)が 指定され、プレイヤーが近づいてタップするとモンスターボールなどの道具やポケモンのタマゴが手に入ります。

一方、マクドナルドではコラボの狙いは、来店した際の楽しみのひとつとして活用することのほか、ポケモンGOのプレイヤーにもマクドナルドに立ち寄るきっかけとなることだとしています。マクドナルドはこれからも「Fun place to go」(マクドナルドに行けば何か楽しいことがある)を理念として、マクドナルドならではの商品・サービスの提供やキャンペーンの実施に努めていくということです。

なお、サービス開始に当たって、Niantic CEOのJohn Hanke氏は「想像以上の反響をいただき、サーバーの容量の制約からお待たせしてしまいましたが、本日、日本の皆様にお届けすることができ大変嬉しく思っています。外に出たら、安全に気をつけて、まわりを見渡し、世界そのものを楽しんでください」とコメントしています。

日本マクドナルドでもゲームをプレイする場合は歩きながらの操作は止め、周りの人の迷惑にならないように配慮するようにお願いしています。みなさん、特に今日のような雨の日は傘で視界が悪かったり、手が塞がっていたりと危ないので気をつけて遊びましょう!

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記事執筆:memn0ck


[Image] QRコードアプリ名:Pokemon GO
価格:無料
カテゴリ: アドベンチャー

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