SoftBank SELECTIONのハイレゾハイレゾオーディオ対応イヤホン「SE-5000HR」を紹介!付属イヤホンをアップグレードして音楽を高音質で楽しめるハイレゾ入門にオススメ【レビュー】


ハイレゾ入門にオススメのハイクオリティイヤホン

ソフトバンク コマース&サービスが運営する主にスマートフォン(スマホ)などのモバイル関連アクセサリーを取り扱う「SoftBank SELECTION」からオリジナル商品のハイレゾリューション(以下、ハイレゾ)オーディオ対応マイク付きイヤホン「SE-5000HR」を紹介する。

iPhoneをはじめとするスマホには試供品としてイヤホンが付属している。試供品とはいえ、数千円クラスのサウンドクオリティーを持つものもあり侮れないものもある。

しかしながら、最近ではAndroidスマホを中心に原音により近い音を再現する「ハイレゾオーディオ」対応しているのだが、試供品のイヤホンではその良さどころか従来のオーディオデータとの違いさえ分からない。このような風潮にしっかりと対応してきたのが、ハイレゾ対応イヤホンを試供品として同梱するauの今夏スマホ「HTC 10 HTV32」(HTC製)だ。

一方でハイレゾ対応イヤホンではない場合に付属する試供品のイヤホンをハイレゾ対応イヤホンにアップグレードすることを考えるわけだが、その際に困るのがハイレゾオーディオ対応を謳うイヤホンは種類の多い点だ。なおかつ、価格も数千円から数万円と幅広く、どれを選んで良いのかわかりにくい。

そこで今回は、販売価格が8,880円(税込)でAmazon.co.jpでは実売6,302円(税込)と比較的手を出しやすい価格帯で、ワンランク上のサウンドが手軽に楽しめるSE-5000HRを取り上げてみる。ハイレゾオーディオに対応することから、幅広い音域を再現できるため従来のオーディオデータや音楽配信サービスのサウンドもクリアサウンドで楽しめる。

取り扱いがSoftBank SELECTIONということで、ソフトバンクユーザー向けという印象があるかも知れないが、製品にはソフトバンクのロゴを前面に押し出すことなく、シンプルでファッション性を意識したデザインをしている。これはSoftBank SELECTION製品全般に言えることであり、他キャリアのユーザーも1つのブランド商品としてチェックして何かを見つけて欲しいと思う。

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SE-5000HRは、SoftBank SELECTIONオリジナル商品で、デザインと質感ともにクオリティーが高い。

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ハウジング部分とケーブルの根元は軽くて剛性感があるアルミを採用。ハウジングの鼓のような形状は持ちやすく耳への装着が簡単だ。

一方で、シンプルさを追求したためか、一見して右と左の区別が付きにくい。良く見ると、L・Rの表記があるのだが、これを探して見るのは面倒だ。そこで、左側のケーブルの根元部分に突起があるので、これを指で触って確認するのが良いだろう。

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ケーブルの分岐部分には、マイクおよびリモートスイッチがある。このスイッチは、ミュージックプレイヤーのリモコンとして利用できるほか、音声通話の発着信スイッチとしても利用できる。また、SoftBank SELECTIONのロゴはマイクの部分に記されている。

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リモコンスイッチの裏面にマイクがある。SoftBankのロゴはここにプリントされている


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端子部分は4極コネクターで、AndroidやiPhoneの操作に対応する。一見特殊な端子に見えるが、パソコンやオーディオ機器などでも利用可能だ。また、根元部分はスマホの保護ケースを付けたまま利用できるように細身で使い勝手も考えられている。

肝心の音質の方だが、高音から低音までしっかりと出ている。さすがに数万円するイヤホンのような広がりや、繊細な音のバランスはないものの、元気の良い高音としっかりとした低音が楽しめる。

付属イヤホンからのアップグレードならこれまで聞こえなかった楽器の細かいニュアンスや余韻に驚くのではないだろうか。なお、カラーバリエーションは今回取り上げたゴールドのほか、重厚感のあるカッパーとブラックがある。金管楽器をモチーフとしたデザインだ。

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高音質を求めると金額的にもキリがないが、通話もできてリモコンにもなり、音質も大きくランクアップするSE-5000HRはコストパフォーマンスが高い。またモバイル用途にあわせて、ケーブルがカバンの中で絡まってしまうことがないようポーチが付属するのもポイントだろう。是非、手が出しやすいハイレゾ対応イヤホンにチャレンジしてみようという場合には検討してみてはいかがだろうか。




記事執筆:mi2_303


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