SIMフリーのコンパクトハイスペックスマホ「AQUOS mini SH-M03」を写真でチェック！楽天モバイルやgooSimseller、BIGLOBE SIMなどから販売【レポート】
| SIMフリースマホ「AQUOS mini SH-M03」はコンパクトでも電池長持ち！ |
既報通り、シャープは28日、SIMフリーの約4.7インチフルHD（1080×1920ドット）ハイスピードIGZO液晶やヘキサコアCPU、3GB内蔵メモリー（RAM）などを搭載したAndroid 6.0（開発コード名：Marshmallow）採用スマートフォン（スマホ）「AQUOS mini SH-M03」を発表しました。発売は7月下旬を予定しています。
仮想移動体通信事業者（MVNO）や家電量販店などから販売が予定されており、同日に開催された楽天モバイルの「2016夏新サービス・新製品発表会」にて取り扱われることが発表されたほか、gooSimSellerやBIGLOBE SIMでも取り扱われることが案内されました。
今回はこの楽天モバイルの発表会における展示会場にて実機に触れる機会がありましたので写真とともに紹介したいと思います。
楽天モバイル向けの本体カラーはレッド、ホワイトの2色
■コンパクトなのにハイスペック。でも画面サイズは十分
AQUOS mini SH-M03の最大の特長はコンパクトボディーに収められた高い性能です。前述の通りヘキサコアCPUや3GB RAMを搭載し、画面解像度もフルHDと申し分なし。この性能を3辺狭額縁の小さな筐体に収めているのがAQUOS miniシリーズの売りであり、このサイズ感と性能を求めてシリーズを買い続けているユーザーも少なくありません。
画面サイズも昨今のスマホの中では小さめの4.7インチとなっていますが、日本で人気の「iPhone 6」および「iPhone 6s」と同サイズであることや本体幅が66mmとコンパクトであることから実際に使用してみると不満の少ない十分な大きさだと感じました。
横幅66mmの筐体はとても持ちやすい
各種端子はキャップレス防水となっている
■驚くほど軽い。しかもロングライフバッテリー
もう1つの特徴が軽量設計と長時間使えるロングライフバッテリーです。
公称約120gという本体重量は手に取るとその軽さを実感します。発表会のプレゼンでも楽天モバイル事業チーフプロダクトオフィサーの黒住吉郎氏が「驚くほど軽い。一般的なスマホの重さが150gとか160gだから本当に軽い」と何度も強調するほど。
しかもその軽量ボディーに2810mAhという大容量バッテリーを搭載しており、液晶アイドリングストップなどの省エネ設計と組み合わせることで、公称で3日間の電池持ちを実現したとしています。
AQUOS miniを片手に軽さと性能について力説する黒住氏
機能面でも光学式手ぶれ補正を搭載したカメラ機能や着信などを知らせる側面LED「ヒカリエモーション」の採用、120Hz駆動液晶「ハイスピードIGZO」によるなめらかでブレの少ない映像表現など、普段意識しない使いやすさへのアプローチが光ります。
側面パネルを透過して淡く光る「ヒカリエモーション」
発光のON/OFFは設定で変更可能。お知らせ通知はグリーン、充電開始時はレッド、ロック解除時はブルーに光る
■MVNOでも端末性能で妥協したくない、という方へ
楽天モバイルでの価格はオープンながら店頭販売予定価格および公式Webサイトでは一括払いで49,800円、分割払いで2,241円×24回ですが、2016年7月20日（水）9時59分までに予約・購入した場合には発売記念キャンペーンの5,000円引き特別価格で一括払いで44,800円、分割払いで2,016円×24回となっています。また、2016年8月31日（水）までにキャンペーンにエントリーした上で購入すると、電子マネー「楽天Edy」を1,000円分がプレゼントされます。
また、gooSimSellerでは49,800円（OCN モバイル ONEのSIMカード・初期事務手数料込）、BIGLOBE SIMでは2,080円×24回で、2016年7月26日（火）までにエントリーすると販売開始日以降に購入申込をする際に3,000円分のクーポンとして利用できる「新スマホ・タブレット リリース記念クーポン」がプレゼントされます。なお、価格はすべて税別。
楽天モバイルがラインナップする端末の中では最高額のハイエンドとなるが、それでも5万円以内に収まる
これまでAQUOS miniシリーズはNTTドコモやau、ソフトバンクなどの大手携帯電話会社（MNO）による販売網でしか入手手段がなく、安価なプランを選べるMVNOで利用する場合はMNO各社で契約後に一定期間を置いて解約したり、SIMロック解除を行うなど煩雑で費用や手間のかかる方法しかありませんでしたが、本機の登場によってすぐにMVNOで使用することができるようになりました。
通話および通信料金については格安プランで十分だが端末性能では妥協したくない、という層にとっては非常に良い選択肢になるのではないでしょうか。
記事執筆：あるかでぃあ
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