Microsoft、Windows 10へのアップグレードをキャンセルできるツール「Upgrade Later」と操作手順を解説する動画を公開！無償でできるのは7月29日まで
| MicrosoftがWindows 10へのアップグレードをキャンセルできるツールを提供開始！ |
Microsoftは21日（現地時間）、最近では環境によっては最新OS「Windows 10」へ半ば強制的にアップグレードするようになっていることに対し、自動アップグレードをキャンセルする公式対策ツール「Upgrade Later」（ http://aka.ms/w10hus ）の無償提供を開始したとお知らせしています。
また、日本マイクロソフトは同日よりUpgrade Laterによるアップグレードのキャンセル方法について解説した動画を公開しています。合わせて、アップグレードを推奨する通知アイコンを非表示にする方法も公開されています。
MicrosoftではWindows 7および8、8.1からWindows 10へアップグレードを2016年7月29日までは無償でできることからさまざまな方法で移行を促している状況です。
そのため、無償期間終了まで期日が迫ってきた今月半ばからはより強制的にアップグレードさせようとするプログラムが提供されており、何らかの問題からWindows 10への移行が好ましくない状況の利用者などから不評となっていました。
それを受けて、アップグレードをキャンセルできるツールのUpgrade Laterが提供され、動画による手順も公開されました。Upgrade Laterは「70952.diagcab」（ http://aka.ms/diag_70952 ）という実行ファイルで、ダウンロード後に実行して画面に従って操作すれば、Windows 10へのアップグレードがキャンセルされます。
詳しくは以下のキャンセル方法を紹介した動画をご覧ください。また、タスクトレイに表示される「Windows 10を入手する」というアイコンを非表示にする方法は管理者モードでコマンドプロンプトを起動して「reg add HKLM\Software\Policies\Microsoft\Windows\Gwx /v DisableGwx /t REG_DWORD /d 1 /f」と入力して実行することでレジストリを書き換えるというもの。
実行後に「この操作を正しく終了しました。」と表示されるので、再起動すればアイコンが表示されなくなります。さらにWindows Updateでのアップグレードをブロックするには同様に管理者モードでコマンドプロンプトを起動して「reg add HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate /v DisableOSUpgrade /t REG_DWORD /d 1 /f」と入力して実行すれば良いということです。
記事執筆：memn0ck
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