通話設定はどこにある?最新スマホ「Galaxy S7 edge」の通話機能やドコモの新サービス「スグ電」などをチェックしてみた【レビュー】
新しいGalaxyスマホの通話設定はどこ?新サービス「すぐ電」も試した |
左右にエッジスクリーンを配置した約5.5インチWQHD(1440×2560ドット)有機ELディスプレイや大容量4GB内蔵メモリー(RAM)を搭載したハイスペックスマートフォン(スマホ)「Galaxy S7 edge」がついに日本でもNTTドコモおよびauから発売されました。
OSには最新のAndroid6.0(開発コード名:Marshmallow)を採用し、NTTドコモ版「Galaxy S7 edge SC-02H」では「2016年夏モデル」で導入された簡単な動作で発着信操作ができる新サービス「スグ電」機能が搭載されています。しかしながら、少し操作していると、Galaxy S7 edgeの通話設定が若干分かりにくいところにあり、設定に手間取ってしまいました。
そこで今回は、電話機能に関する設定の方法とスグ電について紹介していきたいと思います。
それでは、さっそくGalaxy S7 edge SC-02Hの設定画面を見てみましょう。ざっと項目を見ましたが、通話に関する設定項目が見当たりませんでした。
検索で「電話」と検索すると目的の項目にたどり着けたのですが、トップのカテゴリーのどこに属しているのか気づくのに時間がかかってしまいました。
結果としては「アプリケーション」の項目の中の「アプリケーション設定」から「電話」を選ぶ必要があると分かりました。つまり、通話に関する設定項目は独立しておらず、ひとつのアプリの設定のみとなっていました。
また、以前と同様にダイヤルアプリ(Galaxyの電話アプリ)の「その他」からも設定を呼び出すことも可能です。また、ドコモ電話アプリも右上のメニューから通話設定を選ぶことができます。
通話の設定は、電話アプリから直接呼び出す方がスムーズに操作できそうです。スマホは大前提として電話機として使っているので、設定からの階層の深さはちょっと不満に感じました。
設定にアプリの設定を集約させるのは"iPhoneライク"ではありますが、iPhoneは1階層目に配置されているのでそれほど悩むことはありませんでした。
電話アプリからも設定は呼び出せますが、全体の設定メニューでも第一階層に配置してくれると分かりやすいのかなと思いました。
せっかくなので通話の設定内容についても少し紹介していきます。まず、「着信ブロック」から指定の番号などの着信を拒否する設定をすることができます。また、「通話応答/終了」設定では、応答と終了の操作を設定することが可能です。
設定によって着信時にホームキーを押すと応答することができるようになるほか、ヘッドセットやBluetoothデバイス着用時に2秒後に自動応答することもできるので、運転中は便利だと思います。
さらに通話を終了するときに電源キーを押すことで終了することができます。この機能は他の機種を使っていた時にオンにしていたら、スリープ解除で誤って切ってしまうことが多かったのですが、Galaxy S7 edgeではホームキーでスリープ解除できるので、設定しておくと便利かと思います。
その他、簡易留守番電話機能の「伝言メモ」も設定することが可能で、留守番電話サービスに入っていない人はとりあえず設定しておくと良いでしょう。
続いて、NTTドコモの2016年夏モデルに新たに搭載されたスグ電について見ていきます。スグ電は画面のタッチ操作をすることなく、スマホを振るだけで通話発信などをすることができるジャスチャー機能です。今夏モデルでは、Galaxy S7 edge SC-02Hのほか、全部で4機種が対応します。
電話応答設定をオンにすると、電話がかかってきたときに耳にGalaxy S7 edgeを当てるだけで通話開始することができます。
また、平らなところに画面を伏せて置くと電話が切れるように設定することが可能。これらは以前のGalaxyのジェスチャー機能にもありましたが、新たにスグ電として提供されます。
通話の発信はホーム画面で1回振ってから耳に当てるだけで登録している人に電話をかけることができ、右耳と左耳にそれぞれ1人ずつ設定することが可能です。
着信時に端末を伏せると、着信音を消音したり、切断やSMS送信などをすることができます。
このスグ電のデモをしていて、まったく動作しなかったので調べてみましたが、作動しなかった原因はスマホと接続しているスマートウォッチ「Gear 2」だったようです。
スピーカーホンやイヤホン、ヘッドセット使用時、通話のできるBluetooth機器接続時にはスグ電が使えないようです。Gear 2はハンズフリーで通話できますので、これに該当したようです。
またスグ電のモーションは、カバンなどに入れていると誤作動する可能性もあるそうですので、使うときはご注意ください。筆者は、発信切断操作は誤作動が危険なので、応答と消音のみオンにするのがスマートかなと感じました。
今回は、電話機で一番重要でもある通話設定の呼び出し方と機能について紹介しました。今後もGalaxy S7 edgeで気づいたことなどを引き続き紹介していきますので、ご期待ください。
記事執筆:ちえ
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