Sony Mobile、新たに展開するXperia Xシリーズで最上位スマホ「Xperia X Performance」を発表!日本でも発売――5インチフルHDやSnapdragon 820などでXperia Z5の後継に



Sonyがフラッグシップスマホ「Xperia X Performance」を発表!

Sony Mobile Communications(以下、ソニーモバイル)は22日(現地時間)、スペイン・バルセロナにて2016年2月22日(月)から25日(木)に開催される「Mobile World Congress 2016(MWC 2016)」に合わせてプレスカンファレンス( http://sonymobile.com/press )を開催し、新しく展開するスマートフォン(スマホ)の最新シリーズ「Xperia X」シリーズとして「Xperia X」および「Xperia XA」、「Xperia X Performance」の3機種などを発表しています。

Xperia Xシリーズは新しい「Xperia」シリーズとして投入され、よりスタイリッシュで薄型のデザインと魅力的なカラー、そして、その中に機能を詰め込んだハイエンドからスーパーミドルハイレンジといったところ。

各機種ともに今夏にグローバル市場にて発売予定。日本における販売については現時点では最上位モデルのXperia X Performanceのみ発売することが明らかにされています。なお、ここでは主にXperia X Performanceのみについてまとめます。

Xperia X Performance Colours

Xperia X Performanceは約5.0インチフルHD(1080×1920ドット)液晶「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載したAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)を採用したスマホです。

Xperia Z5シリーズに導入された「指紋センサー」も搭載。カラーバリエーションはWhiteおよびGraphite Black、Lime Gold、Rose Goldの4色が用意されており、サイズは約143.7×70.4×8.7mm、質量は約165g。IP68準拠の防水・防塵にも対応。

デザインは素材と質感に注力し、丸みを帯びたフレームとカーブしたガラス製ディスプレイを採用し、手のひらになじむフォルムとなっています。また、専用のスタイルカバーの発売を予定。

スペックとしてはチップセットにQualcomm製64bit対応ヘキサコアCPU「Snapdragon 820(MSM8996)」(CPUに「Kyro」コアの2.15GHz×2+1.6GHz×2コア、GPUに「Adreno 510」)、内蔵メモリー(RAM)に3GB、内蔵ストレージに32GB、外部ストレージにmicroSDXCカードスロット(最大200GBまで)、カメラにリアが広角24mmおよびF2.0のレンズの1/2.3型約2300万画素「Exmor RS for mobile」およびフロントがF2.0のレンズの1/3型約1300万画素「Exmor RS for mobile」を搭載しています。また、NFCやMiracast、DLNA、Google Cast、3.5mmイヤホンマイク端子、位置情報取得(A-GPSおよびGLONASS)、Bluetooth 4.2もサポートしています。

カメラはソニーのデジタル一眼カメラ「α」シリーズのエンジニアとの共同開発によって新たに「Predictive Hybrid Autofocus(先読みオートフォーカス)」機能を搭載。被写体の動きを予測することで、正確に被写体を捉え、ブレのない美しい映像の撮影を可能にしています。Xperia Z5シリーズで対応したコントラストと位相差によるハイブリッドオートフォーカス(AF)にも対応し、0.03秒以下の高速起動にも対応。

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携帯電話ネットワーウではLTE UE Category 9による下り最大450Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)のシングルSIMモデルとデュアルSIMモデルが用意されています。

バッテリー容量は2700mAhで取外不可。ソニーのバッテリー技術を結集し、スリムデザインながら最大2日間の長時間バッテリー性能を実現しています。また、Qnovoのバッテリー制御技術も導入し、バッテリーの状態に合わせた充電を行うことでバッテリーの寿命を約2倍長持ちさせることができるとのこと。


動画リンク:https://youtu.be/HRwBDRtRfQ8


動画リンク:https://youtu.be/WpORzva-YtI

記事執筆:memn0ck


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