デンソーとドコモ、高度運転支援と自動運転技術の実現に向けた研究開発の協力に合意
本日、デンソーとNTTドコモ(は、高度運転支援および自動運転技術の実現に向け、LTEや次世代移動通信システム5G(以下5G)を利用した車両制御システムの研究開発を協力して進めることに合意したと発表した。
■LTEや5Gを利用した車両制御システムの研究開発
デンソーは自動車と信号機等のインフラ、および自動車同士をつなげる車両通信技術の研究開発に取り組み、通信を利用した車両制御技術の評価・実験や、車載器の開発等を行っている車両制御技術のプロフェッショナルだ。
一方、ドコモは自動車と歩行者の通信を含む自動車とあらゆるものをつなげる通信にLTEや5Gを応用する車両通信の研究開発に取り組んできている通信技術のプロフェッショナルである。
車両制御技術で用いる車両通信にLTEや5G通信を利用することで、より高品質かつ高速な通信が可能になることが期待でき、より細かな制御が可能になる。
今回の研究開発は、デンソーがこれまで培った車両制御技術のノウハウと、ドコモが培った車両通信のノウハウを組み合わせることで、LTEや5Gを利用した車両制御技術の高度運転支援や自動運転技術への活用をめざすとのこと。
具体的には、高速道路での合流や、見通しの悪い都市部の交差点等での活用を想定し、シミュレータを用いた評価や、実際の車両を利用した実験を検討していくとしている。
今後両社は、LTEおよび5Gを利用した高度運転支援、自動運転技術の実現に向け継続的に協力して研究開発を行っていく。
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