SamsungとFacebookがバーチャルリアリティー事業で提携!発表会にマーク・ザッカーバーグCEOが登場して大混乱――360°撮影ができる全天球カメラ「Gear 360」も発表



サムスン電子が全天球カメラ「Gear 360」を発表!VRでFacebookと提携

Samsung Electronics(以下、サムスン電子)は1日(現地時間)、スペイン・バルセロナにて2016年2月22日(月)から25日(木)に開催される「Mobile World Congress 2016(MWC 2016)」に合わせて「Galaxy UNPACKED 2016」( http://www.samsung.com/uk/unpacked/ )を開催し、新しいフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S7」および「Galaxy S7 edge」に加え、360°の写真や動画が撮影できる全天球カメラ「Gear 360」を発表しています。

グローバル市場の一部の国・地域にて2016年第2四半期(4〜6月)に発売予定。Galaxy S7およびGalaxy S7 edgeのほか、「Galaxy S6 edge+」や「Galaxy Note5」、「Galaxy S6」、「Galaxy S6 edge」などのサムスン電子のスマホと互換性があるとのこと。なお、Galaxy S7シリーズについてはすでに別記事にまとめていますので参照してください。

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Gear 360とGalaxy S7


Gear_360_front

Gear 360 rear

Gear 360 right

Gear 360 Left

Gear 360_glamshot

Gear 360 with Tripod
Gear 360


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サムスン電子とFacebookが提携


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Facebook CEOのMark Zuckerberg氏(左)も登壇

サムスン電子ではバーチャルリアリティー(VR)に対応したコンテンツへの対応を拡充し、Galaxy S6シリーズに続いてGalaxy S7シリーズを装着することでVR HMDとして利用できるGear VRに対応するほか、新たにGear 360を発売します。

Gear 360は2つの約1500万画素裏面照射型CMOSと2つのレンズによる魚眼カメラで、イメージプロセッサーは「DRIMe5s」を搭載し、デュアルレンズモードで動画(MP4形式)なら30fpsの4K(3840×1920ドット)サイズ、静止画(JPEG形式)なら約3000万画素(7776×3888ドット)までの撮影が可能です。レンズは明るいF2.0を採用。

カメラモードとしてシングルレンズモードおよびデュアルレンズモードがあり、シャープネスやホワイトバランス、HDR、ISO変更、露出(EV)変更、風邪低減(ウィンドカット)などの機能に対応。タイムラプスやループの撮影も可能。

その他の仕様は、約0.5インチ72×32PMOLEディスプレイやNFC、microUSB 2.0、Bluetooth 4.1、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Wi-Fi Direct、IP53準拠の防水・防塵、加速度センサー、ジャイロセンサー、デュアルマイク、1350mAhバッテリーなど。サイズは約66.7×56.2×60mm、質量は約153g。写真にあるミニ三脚が付属。

そして、VR分野でFacebookと提携することが明らかにされ、発表会にはFacebook CEOのMark Zuckerberg氏が登壇し、同社のソーシャルVRアプリについて熱く語りました。

同氏はGear VRですでに100万時間以上の360°ムービーが再生されていることを紹介し、今後は360°コンテンツの重要度が増すだろうと強調。そして、Facebookでは360°ムービーのライブ配信をすふために特定のポイントに視点を向けたときにその周りのみを高精細にする技術の実装に取り組んでいることを明らかにしました。またソーシャルVRアプリも開発を進めていくとしました。

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動画リンク:https://youtu.be/MNi-nnEwc9g


動画リンク:https://youtu.be/hocIatxuddk


動画リンク:https://youtu.be/77Hm0eBnLpo


動画リンク:https://youtu.be/8R5HN6oWdC4

記事執筆:memn0ck


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