6インチでオクタコアCPUや3GB RAMを搭載したSIMフリースマホ「ASUS ZenFone 2 Laser ZE601KL」を開封してみた!同梱品や外観を細かくチェック【レビュー】


6インチのZenFoneが登場!

ASUS JAPANが11月13日に発売したAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)を搭載したSIMフリースマートフォン(スマホ)「ASUS ZenFone 2 Laser(型番:ZE601KL)」は、国内の「ZenFone」シリーズでは初の6インチ大画面モデルだ。CPUはQualcomm Snapdragon S616チップセット内蔵のオクタコアCPU、メモリーは3GB(RAM)、内蔵ストレージは32GB(ROM)、ディスプレイの解像度はFHD(1920×1080ドット)でミドルレンジながらバランスの取れた文句なしのスペックとなっている。

販売価格はオンラインストア「ASUS ZenFone Shop」で45,144円(税込)。3万円で買えるSIMフリースマホのディスプレイサイズが5インチ台であることを考えると、ZenFone 2 Laserの価格はディスプレイサイズとプラスα要素といったところだろうか。

ボディーカラーは「レッド」および「グレー」、「ゴールド」の3種類があり、その中でも発表会で一目惚れしたレッドをチョイスしてみた。発売から10日経ってしまったが、まずはこの6インチのZenFone最新モデルZenFone 2 Laserの開封レポートをしていく。

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パッケージはカラーのレッドに合わせた赤いパッケージだ。サイドの機能アイコンが丸窓で表示する遊び心は健在だ。

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蓋を開けると透明な保護フィルムで梱包されたZenFone 2 Laser ZE601KLがあらわれる。事前にわかってはいたものの、第一印象はやはり「デカい!」だった。

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冊子類を取り除くと、箱の中でケーブル類が仕切られていた。

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付属品は、ユーザーマニュアルなどの冊子、microUSBケーブル、ACアダプター、イヤホンマイクと交換用のサイズ違いのイヤーパッドだ。

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さっそく、本体からこの透明の保護フィルムを剥がしていこう。

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背面はつや消し仕様でヘアライン加工がなされている。レッドの色合いは改めて見てもやはり良く、光の反射で立体的に見えるのが特徴だ。

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ハイエンドスマホ「ZenFone 2」のデザインコンセプトを受け継いだ高級感のある仕上げだ。指紋が目立たないもの嬉しい。

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ボリュームキーと約1300万画素リアカメラ、その左には特徴としている「レーザーオートフォーカス」用の赤外線端子、右には2色のLEDライトを搭載する。

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上面にはイヤホンマイク端子と電源キー、マイクがある。サイドに向かって薄くなる曲面デザインがより進化した印象だ。

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下面にはmicroUSB端子とマイクがある。手前に見える溝は裏蓋を外すためのもの。

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スピーカーは背面のみだが、デュアルスピーカーによる大音量がウリだ。

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裏蓋を外したところ。バッテリー交換が可能だが、現時点ではオプションとして交換用の電池パックは販売はされていない。また、SIMカードスロットは2つあり、SIMスロット1はバッテリーを外す必要がある。

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裏蓋は薄いプラスチック製だが”背骨”の部分に構造体を設けて強度を確保しているようだ。

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1個より2個で音量アップを狙うデュアルスピーカーは、音場は広くないものの一応ステレオ仕様となっている。

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左のSIMスロット1の上にはmicroSDカードスロットがある。microSDカードはSDXC仕様の最大128GBまで対応する。右には横差しのSIMスロット2がある。ふたつのSIMスロットはともにmicroSIMカードサイズ(3FF)のSIMカードに対応しており、ともに2G・3G・4Gに対応し、2枚刺してもどちらかを選んで使う仕様となっている。ただし、3G・4Gでの利用はどちらか片方のみとなる。

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1年間愛用してきた5インチディスプレイの昨年モデル「ZenFone 5(型番:A500KL)」との比較(写真=右)。ZenFone 2 Laser ZE601KL(写真=左)はやはり大きいが、デザインコンセプトは変わっておらず、ひとめで"ZenFone"シリーズだと分かるルックスをしている。全体的に大きくなったことで、片手操作においてマイナス要素となるが、ZenFone 2 Laser ZE601KLのナビゲーションキーはZenFone 5より中央に寄っており、ここは改良点としてプラス要素であると感じた。

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ナビゲーションキーはフルHDの表示領域がフルに使える画面とは別のタッチセンサー式だ。

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ZenFone 2 Laser ZE601KL(写真=左)の背面は、ヘアライン加工とラメによって豊かな表情を見せる。

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ZenFone 2 Laser ZE601KL(写真=左)の最薄部は3.9mm。サイズ感から来る握りやすさはZenFone 5(写真=右)の方が良いのだが、エッジが薄く角が手の中に収まるので、ZenFone 2 Laser ZE601KLの方が手に優しく感じた。

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次回は、ZenFone 2 Laser ZE601KLのセットアップや使用感をレポートしたいと思う。



記事執筆:mi2_303


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