GoogleのAndroid 6.0 Marshmallow搭載最新スマホ「Nexus 6P」(SIMフリー版)を購入したので開封してみた!付属品などをチェック――システムアップデートもいきなりあり【レポート】



Googleブランドの新スマホ「Nexus 6P」の開封レポートを紹介!

すでに販売が開始されているGoogleブランドのOSに「Android 6.0(開発コード名:Marshmallow)を採用した新しいスマートフォン(スマホ)「Nexus 6P」(Huawei Technologies製)。日本国内でもソフトバンクからSoftBank向けに11月6日に発売されたほか、Google公式Webストア「Google ストア」でも順次出荷がはじまっています。

同時に発表されてすでに販売されている「Nexus 5X」と比べるとより大きな約5.7インチWQHD(1440×2560ドット)有機EL(AMOLED)ディスプレイ(約518ppi)やQualcomm製64bit対応オクタコアCPU「Snapdragon 810 MSM8994 v2.1」(2.0GHzデュアルコアCPU+1.5GHzクアッドコアCPU)、3GB LPDDR4内蔵メモリー(RAM)などを搭載したよりハイスペックなモデルとなっています。

今回、筆者もGoogle ストアのSIMフリー版を購入し、到着したのでさっそく開封レポートを紹介しようと思います。なお、SoftBank版は購入時にはSIMロックがかかっており、購入後180日後以降のSIMロック解除に対応しています。

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発送から到着までの荷物追跡履歴。

Nexus 6Pの製品情報やAndroid 6.0 Marshmallow、さらに、SoftBankによるNexus 6Pの取り扱いについては、それぞれ以下の記事を参照してください。

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まず、購入から発送および到着についてですが、以前の「Nexus 7(2012)」の販売時では購入後になかなか届かないといった事態も発生していたGoogle Store(当時は「Google Playストア」のデバイス)ですが、さすがに最近は安定しているようで「Nexus 5」のときなどと同様に11月2日午後には香港から発送され、翌3日には国内に到着し、4日午前中には発送先(都内)に届くというように海外からの発送ながら非常にスムーズに到着しました。

配送業者はNexus 5のときと同様にヤマト運輸(クロネコヤマト)が利用されていました。なお、注文後の発送時期は10月29日から11月5日となっていました。

梱包されているダンボールはパッケージ(箱)よりやや大きいくらいで、ダンボールの中ではパッケージがプチプチで覆われています。若干ダンボールが上下に膨らんでいるような感じがしたのが気になりましたが、特に問題はなく注文票とNexus 6Pの箱が出てきました。

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Nexus 6Pが配送されてきたダンボール。サイズ比較用に上に置かれているのはiPhone 6 Plus


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ダンボールを開けると注文票とNexus 6Pの箱が登場

箱は最近の機種では珍しく正方形で薄めの形状で、最近ではHTCの製品に見かけるタイプで、シルバーのNexus 6Pの本体画像などが描かれている熨斗(紙)で封がされていました。

この紙がスポット抜けるのかなと思いましたが、どうもきちんと粘着されているようで結局ハサミなどで切ったりしたほうが早かったです。また、開封後はきっちりしまらなかったりと、箱なのでどうでもいいところではありますが、あまり嬉しい仕様ではない印象を受けました。

箱の側面にはFCC IDやシリアルナンバー(IMEI)、型番、ストレージ容量などが記載されています。今回購入したのは日本向けの国際版なので型番は「H1512」、カラーは公式にはAlminium(アルミニウム)となっていますが、箱には「Silver(シルバー)」と記載されていました。開発・製造元がHuawei Technologiesということもあり、中国製です。

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Nexus 6Pの箱


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Nexus 6Pの箱の側面


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Nexus 6Pの箱の裏面

箱を開けると本体……がお目見えせず、「P」と書かれた厚紙があり、この厚紙の裏には充電端子やSIMカードスロットの位置などの必要最低限の簡易説明書となっていました。この厚紙をどけるといよいよNexus 6Pの本体や周辺機器がありました。

同梱品はNexus 6Pの本体のほか、USB Type-C(オス)とUSB Type-C(オス)のケーブル、USB Type-C(オス)とUSB Type-A(オス)のケーブル、USB Type-C端子のあるACアダプター、SIMカードピン、保証書、そして、Google Play Musicの90日間無料キャンペーンのカードとなっています。SIMカードピンはこれまでのNexusシリーズと同じ丸い持つ部分が付いた先端の短いやつでした。

すでに紹介したようにNexus 5XにはUSB Type-Cケーブルのみでしたので、既存のほとんどのパソコン(PC)やモバイルバッテリーなどの通常のUSB端子(USB Type-A)と接続するためには別途ケーブルを購入する必要がありましたが、Nexus 6Pには付属していたのが良い点かなと思います。

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まずは「P」の文字が!


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厚紙をどけるとNexus 6P本体などが現れます


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Nexus 6Pのパッケージ内容


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サイズはiPhone 6 PlusやiPhone 6s Plusとほぼ同等。Nexus 6と比べると長さはほぼ同じながら幅が狭く、薄くなっています

外観などはすでに写真・動画レポートで紹介していますので、ここではひとまず簡単に初期セットアップについてスクリーンショットで紹介しておきます。

なお、Googleアカウントの設定はパスしていますし、指紋認証の設定もすでにNexus 5Xで詳細に紹介しているので特に説明はしていません。Nexus 5Xと同様に指紋センサーはボタンにはなっていませんが、ロック時に指で触るだけで事前に電源キーなどを押さなくてもロックが解除されます。

初期セットアップ後にはすでにセキュリティーアップデートのためのソフトウェア更新が配信開始されてるので、システムアップデートを実施するように通知がきます。というわけで、今後ゆっくり使って行こうと思いますので、Nexus 6との比較などを行ったり、気になったことがあったら紹介したいと思います。

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ブート時の様子。他のAndroid 6.0 Marshmallowと同様


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初期セットアップ開始


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記事執筆:memn0ck


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