海外のニーズをいち早くキャッチ!クリエイティブサーベイが提供する新サービス


2020年の東京オリンピックまであと5年となった今日、これからも増えていく外国人訪日客についても、「どのようなニーズがあるのか?」「どのようなシーズを持っているのか?」といったことがビジネスを展開する上でも重要になってくる。

これまでアンケート作成ツールを提供し、数多くの調査実績を積んできたクリエイティブサーベイだが、このたびスウェーデンを本社とするCint Japan(以下、Cint)と提携。国内だけでなく海外の調査パネルに対してもアンケートの配信・調査を可能にするサービスを開始した。

同社は現在まで、自社の顧客や社内アンケートなど、アンケートコミュニケーションのツールとしての活用や、GMOリサーチやYahooクラウドソーシングが所有するパネルへリサーチなど幅広く活用されてきた。

そうした実績を背景に今回国内のセルフアンケートツールとして初めてCintと連携し、世界60か国、1500万人以上の調査パネルに対してもアンケートの配信・調査が可能になったという。

■世界トップクラスのCintと連携したわけ
この背景としてあるのは、将来見込まれる海外のユーザーに対するアンケートやリサーチをセルフツールで提供することになる。クリエイティブサーベイは、「現在のお客様を知ること」「未来のお客様を知ること」をツールの価値として掲げているのだ。

そのため、世界トップクラスのパネル調達サービスのCintと連携したわけだ。またクリエイティブサーベイのユーザーの中でも、海外に対するパネル依頼も増加傾向にあるため、既存の同社システムのユーザーにもメリットのある連携となると見られている。

なお、クリエイティブサーベイはツール提供を軸に、調査設計や集計・画面作成などのオプションも揃えている。海外への調査はもちろんのこと、ユーザーの幅広いニーズに対して対応することが可能だ。

■ニーズの把握、傾向調査がセルフアンケートなら簡単に取れる
このほか、訪日外国人向けのインバウンド対策だけでなく、オリンピック開催の2020年に向けての外国人ニーズを把握したい企業や団体、メディアが必要不可欠な調査を実施することが可能になった。

加えて従来の調査と異なる「セルフアンケート」型で作成すれば、時間の短縮だけではなく、コストを大幅に下げて実施することが可能。本来調査会社に一括で依頼していたものをセルフサービスで行えることで、より安価でスピーディに実施が可能になった。

国内にはセルフアンケートASPを提供している企業がいくつかあるが、調査対象に海外までが含まれると、現地のサービス経由でリサーチを行うなどの必要があった。今回の提携によって、そうしたことを気にせずに世界60か国、1500万人以上を対象にしたアンケートが行えるようになるわけだ。

海外展開までも見込んでいる新規事業のリサーチを行うといった点でも、国内向けのマーケティングリサーチの一環として、同社のサービスを利用してみてはいかがだろう。

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