電動歩行アシストカートが生活を変える!「ロボットアシストウォーカーRT.1」体験レポ


『RT.ワークス河野社長が語る!電動歩行アシストカート「ロボットアシストウォーカーRT.1」』という記事で紹介したように、RT.ワークス株式会社は2015年4月8日(水)〜21日(火)、伊勢丹新宿店「時の場」において開催中のNEWクリエーション“日本の最先端技術”の紹介のコーナー内で「ロボットアシストウォーカーRT.1」を展示中だ。

「ロボットアシストウォーカーRT.1」(以下、RT.1)は、シニア層向けに開発された電動歩行アシストカートである。外観はシニアカー(手押し車)をよりスタイリッシュに洗練したデザインだ。これに高齢者でも簡単に扱える操作性と、誤動作を防止する安全性を兼ね備えている。

高齢のシニア層と同居されていて、こうした製品に興味をお持ちの読者もいると思うので、ここで詳しく紹介しよう。

シニア向けに開発された電動歩行アシストカート「ロボットアシストウォーカーRT.1」

シニア向けに開発された電動歩行アシストカート「ロボットアシストウォーカーRT.1」

■最適なアシスト制御で安心・安全
RT.1は、ハンドルに軽く手を添えるだけで無理なく一緒に歩くことができる電動歩行アシストカートだ。上り坂では、自動的にパワーアシストが働き楽に登ることができる。逆に下り坂では、人の動きに合わせて自動的に減速する。

坂道で手を離してしまった場合、シルバーカーは勝手に坂を下ってしまうが、RT.1は自動的にブレーキが掛かって止まってくれるので、安全性といった点も申し分ないと言えるだろう。

RT.1のハンドル部分。操作スイッチやLEDインジケーターもここに搭載されている

RT.1のハンドル部分。操作スイッチやLEDインジケーターもここに搭載されている

左右のどちらかに傾いた道の場合、シルバーカーはハンドルをとられて低い方に倒れそうになるが、「ロボットアシストウォーカーRT.1」はハンドルを取られることなく安定して進んでくれる。伊勢丹内に用意されたデモスペースに坂道が用意され、RT.1が実際どのような動きをするのかといったところまで体験することができた。

歩き疲れた場合にはシルバーカー同様に休憩椅子となり、なおかつ大きな座面でゆったり座れる。しかも体重100kgまで耐えるというのだから凄い。

座っている座面の蓋を開けると、そこが荷物カゴになっており、最大で10kgまでの荷物が載せられるようになっている。数本のペットボトルや5kgの白米などを運ぶようなことも簡単にできるようになっている。

「ロボットアシストウォーカーRT.1」の便利さを体験できる坂道まで用意される

「ロボットアシストウォーカーRT.1」の便利さを体験できる坂道まで用意される

歩き疲れた場合には、シルバーカー同様に休憩椅子となる

歩き疲れた場合には、シルバーカー同様に休憩椅子となる

座面の蓋を開けると、そこは荷物カゴになっている。

座面の蓋を開けると、そこは荷物カゴになっている。

バッテリーは、リチウムイオンバッテリーを採用。約2時間の充電で、4時間以上の連続歩行が可能だ。バッテリーへの充電は、付属の専用充電器を使用する。

ワンタッチで折りたたむことができ、自動車のトランクなどにも収納できる。重さは約15kgなので、その気になれば女性でも車のトランクからの出し入れ、団地の上り下りといったことが可能だ。

RT.1のバッテリー(リチウムイオン)は連続稼働4時間以上

RT.1のバッテリー(リチウムイオン)は連続稼働4時間以上

付属の専用充電器

付属の専用充電器

重さは15kg。女性でも持ち上げることができる

重さは15kg。女性でも持ち上げることができる

■ネットを通して家族と繋がる
RT.1はGPSを内蔵しており、インターネットに接続することで、以下の様々なサービスを利用できるようになっている。

・活動の確認(ヘルスケア機能)
歩行距離や時間、消費カロリーなどを記録する。スマホやタブレットで確認できるので、健康管理に役立つ。

・GPSによる位置確認(見守り機能)
本人はもちろんのこと、遠くにいる家族たちも歩行経路や位置情報を確認できる。

・万が一の時にも安心(緊急通知機能)
「ロボットアシストウォーカーRT.1」が異常状態を検知すると、自動的に家族や関係者に緊急通知が送られる。

・広がるクラウドサービス
使用状況に応じたアドバイス、歩行している地域情報の配信、故障の検知や点検時期のお知らせなどRT.1の総合サポートが受けられる。

伊勢丹新宿店「時の場」にあるNEWクリエーション“日本の最先端技術”紹介コーナー

伊勢丹新宿店「時の場」にあるNEWクリエーション“日本の最先端技術”紹介コーナー

現在、シニア市場は100兆円を超え、今後も毎年1兆円の規模で拡大する見込みと言われている。特にアクティブなシニア層でも「アクティブデジタルシニア」と呼ばれる層の台頭により、活性化するシニア市場は多くの業界から注目が集まってきている。

そうしたシニア世代の活動をサポートする機器として、RT.1のニーズが今後高まって行く可能性が大いにあるだろう。また、RT.1を与えることで、活動範囲が広がり、健康を取り戻すことができるシニアも出てくると思われる。

■RT.ワークス株式会社

■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook

ITビジネスに関連した記事を読む
・免税店化で売り上げ向上をサポート!簡単免税店登録サービス「免税店サポートプラザ」
・ボルテックス宮沢社長が新しい事業モデル「区分所有オフィス」の優位性を語る
・楽天 三木谷氏らが京都大学基金「iPS細胞研究基金」へ約5億円を寄付
・NTT Com、「Global Cloud Vision 2015」に関する説明会を開催
・日本が成長し、より豊かになっていくことを祈念!安倍総理が「新経済サミット2015」で挨拶

iRobot Roomba 自動掃除機ルンバ871 ピューターグレー 871 【日本仕様正規品】iRobot Roomba 自動掃除機ルンバ871 ピューターグレー 871 【日本仕様正規品】 [ホーム&キッチン]iRobot (アイロボット)


共有する

関連記事

【ケータイラボ】ワンセグ対応!定額モバイルブロードバンド端末「EM・ONE」を体験

イー・アクセス株式会社が2007年2月19日に発表した「EM・ONE(エムワン)」は、OSにMicrosoft Windows Mobile 5.0 software Pocket PC 日本語版(Windows Mobile 5.0)を採用し、最大3.6MbpsのHSDPA通信サービス"EM モバイルブロードバ…

【気になるPC】快適ケータイ&パソコン!最新のBluetooth製品 一挙紹介

Bluetoothとは、東芝、エリクソン、インテル、IBM、ノキアが中心となり策定した短距離無線接続の規格。無線LANは文字通りにネットワークへの接続を前提としているのに対して、Bluetoothは様々な機器を無線で接続できる点が大きな魅力と…

【アキバ物欲】メイドさんはアキバの達人!萌えるメイド店&アキバ初体験ツアー

旅の醍醐味は、その土地の名所を巡ったり、名物の食べ物に舌鼓をうったり、お土産を選んだりすることだろう。初めて訪れる観光客にとって旅の頼りとなるのは、名所を紹介するガイドやパンフレットだが、いざ、現地に来てみると、道に迷…

【アキバ物欲】最先端の3D技術を体験!未来の生活が見られる実証実験の場

人類の文化は常に高度な技術とともに発展してきた。最先端の技術は企業や大学などの研究所で生まれており、一般の人が触れることはほとんどないのが現状だ。最先端の技術をいち早く知りたいというのは、誰しも願っている夢の一つだろう…

【電脳遊戯X】電脳遊戯的「Wii」が輝く周辺アイテム大紹介

今までは時代の流れに逆行した世代遅れのゲーム機や怪しいグッズを中心に紹介してきた「電脳遊戯X」だが、今回は人気No.1のゲームマシン「Wii」の便利&オモシロ周辺機器を中心に紹介していくぞ。これらのアイテムを使えばキミのWiiライ…