Google、Nexus 7(2013)およびNexus 4向けにAndroid 5.1.0 Lollipopを提供開始!ファクトリーイメージ(LMY47O)も配布中
Nexus 7(2013)およびNexus 4にAndroid 5.1 Lollipopが提供! |
Google(グーグル)は14日(現地時間)、スマートフォン(スマホ)やタブレット向けプラットフォーム「Android」の最新バージョン「Android 5.0(開発コード名:Lollipop)」(以下、Android 5.0 Lollipop)の最新バージョン「5.1.0」を「Nexus」シリーズのうちの「Nexus 7」(2013年版)のWi-Fiモデル(razor)およびLTE対応Mobileモデル(razorg)、「Nexus 4」(occam)向けに提供開始しています。
また、これらの機種向けにAndroid 5.1.0 Lollipopのファクトリーイメージ(ビルド番号:LMY47O)も配布しています。
Android 5.1.0 Lollipopはビルド番号は違いますが、すでに「Nexus 6」(shamu)および「Nexus 5」(hammerhead)、「Nexus 10」(mantaray)、「Nexus 7」(2012年版)のWi-Fiモデル(nakasi)とMobileモデル(nakasig)、「Nexus Player」(fugu)に提供されています。
Model | Version | MD5 Checksum | HA-1 Checksum |
Nexus 7 [2013] (Wi-Fi) "razor" | 5.1.0 (LMY47O) | 506fe0431f090502986503212adac50c | ae3d97f9c5c1f3ea55ae35eaf1ee3149f28b6c28 |
Nexus 7 [2013] (Mobile) "razorg" | 5.1.0 (LMY47O) | 923887906f7b0c94b069730f30a3b047 | 4fa870e159c392118aa8544eaa358d62d40bbffb |
Nexus 4 "occam" | 5.1.0 (LMY47O) | 293a98009cfbcb5d398c05302a86ee8c | cae68e81d5a1758f92b77520f829400da205111f |
ファクトリーイメージの導入方法はWindowsまたはMacOS Xを搭載したパソコンにAndroidの開発環境を構築し、ADBコマンドが利用できる状態で行えます。
導入方法はAndroidの公式Webページに記載されている通りの手順を行いますが、おおまかには以下の通りとなります。なお、初期化されていますため、事前にバックアップは取っておき、導入後は1から環境を構築し直す必要がありますのでご注意ください。
1. 端末で「開発者向けオプション」を有効にしておく(「設定」→「端末情報」で「ビルド番号」を連打)
2. 「開発者向けオプション」から「USBデバッグ」を有効にする
3. パソコンで端末用のシステムイメージをダウンロードして展開(解凍)しておく
4. 端末とパソコンをUSBケーブルで接続する(RSAキーを認証する)
5. ターミナル(MacOS X)またはコマンドプロンプト(Windows)で「adb reboot bootloader」を実行する(または端末で音量下キーと電源上キー、電源キーの3つを同時に押して起動する)
6. 端末がfastboot modeで起動したらパソコンのターミナルまたはコマンドプロンプトで展開したディレクトリー(フォルダー)に移動して、flash-all(MacOS Xなら「flash-all.sh」、Windowsなら「flash-all.bat」)を実行する
初期化されてしまいますし、再構築は大変なので、面倒な人はOTAを待ちましょう。
記事執筆:memn0ck
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